暖かい夕暮れに
そんな休日は
焼き肉である。早い内にどかっと買い込みワインやスパイスを振りかけ、下ごしらえを済ませるのだ。
この季節はサンマ。炭火のサンマを食べると、単なるグリルで焼いた物は食べなくてもいいとも思ってしまう。炭火は美味だ。
9日の某番組で、大泉洋がタカトシ相手に、同じ北海道出身という気安さからか、「それはツブなのか、云々」というシーンがあった。
「ツブ」は、全国区なのかな?本州では違う言い方だと聞いたような気もするが。東北以西ではほとんど見かけないネタだろう。
つぶ焼きは大好きなので、見つけたら即購入。20分ほど下煮をすると、ぐるりと身が出やすくなるので一度取り出し、肝をもいでおく。まだ熱いうちだったので、酔うことのないアブラは面倒だったので抜かなかった。
野菜はホイルに包む。焼け焦げたり、網から落ちたりということがなく、蒸し焼きは大変便利。キノコには蒸し焼きが向いている。かりっとさせたい時は、ホイルからだしてちょっと炙ればいい。
ナスは水につけてむくなどという邪道なことはせず、釧路「炉ばた」のおばちゃんを見習って、熱くても剥く。実際は、千歳「海鮮市場」でやっていた、皮を剥きやすいように先に筋をつけておくと、熱いうちでも剥きやすいのだ。
準備万端整えて、一人焼き肉。
サンマが炎上するも、誰かに食べさせるわけでもなし、構わず。
ニンニクを数片、口直しに皮付きのまま焼いて、ほくほく柔らかい身を味わう。
ずんときたぜ。
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