山菜シーズン 

伊達直人

2012年05月04日 05:46

4/29 むかわ町の山中へ山菜採りに。
春の第一波は、アイヌネギだ。

最近は行者ニンニクとかヒトビロとかキトピロとか、全く馴染みのない言葉で言われることもあり、僕にはぴんとこない。
先住民族が見いだした北海道特産の春の旨味、と解して、長らく呼ばれてきた「アイヌネギ」という呼称で通したいのだが。

北海道ではお馴染みの、GW前に出てくる春の山菜。臭いがきついと言われ、さすがに朝食には取らないが、外で焼き肉をしたり、夕食でならがんがん食べる。

今回はむかわ町の山中へ。
今年は寒いと思っていたら、数日の陽気で一気に春になって、レンギョウやサクラが開花したほどだ。

したがって、今年もこの時期はもうネギのピークは過ぎていて、ちょっと地温の低い場所を主に探すことになる。
そうなると、雪解けの遅い日陰気味の斜面や沢地ということだ。
シカの足跡や糞があるあたりを歩く。





途中の林道で、シカの死体があった。撃たれたり、咬まれたりして血が流れた様子もない。小動物では分厚い皮に刃が立たないのか、まだ囓られた痕もない。
餓死なのか、今季はこうしてぱたっと死ぬシカが見受けられるのだそうだ。

昼食は、穂別キャンプ場のバーベキュー場で。2カ所あり、今回は小川を渡った新設のコーナーを選ぶ。遠いがベンチがあり、洗い場も使いやすいのだ。



Kyanさんのレポートにもあったが、ここの芝生にはシカの糞が異様に多い。土になってしまうまでは、フリーサイトの設営は慎重に場所を選ばないとならないだろう。



ジンギスカンにはもちろんネギも投入。タレ漬けの肉と合わせる。北海道人の好きな食べ方の一つだ。

アズキナではあまり感じないのだが、アイヌネギを食べていると、便通がいい。精をつける山菜だけあって、何か密度が違うのだろうか。

5/3には、門別にも行くことになった。


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