夕張も道路もカチカチのバーン

伊達直人

2012年02月18日 16:44

晴れた。夕張も降雪なし。いつものように朝イチ2時間コースでスキーだ。



が、この時期になってもまだマイナス20度である。車を走らせても、今日は路面のミューが低い。これまでで最も慎重になった。

朝イチに使うスキーなら、低温のワックスでなけれなならないだろうと、今年はブルーの割合、頻度を多くしてみた。一番温度の低いワックスで、塗り広げるのも剥がすのも固い。しかしがっちり食い付いてくれそうな感じである。
案の定、キュッキュッと雪がなるほどの低温ではぴったり合っていて、リフトを降りてからとかすーっと進む。

今日はバーンが固そうだ、とロングターン、高速系で乗ろうと、185cmのオガサカ(5年目だ!)を持って行った。



今季初めて、この板に乗れた、という感覚を得た。

結構スピードは出たようで、顔やつま先がどんどん冷えてきた。これほど寒いと感じたことは今季初めて。
“北海道の人は、一本一本を大事に乗らない”という話を聞いたことがあるが、今日はそんな滑りだった。
だが、それでようやく得た感覚があったのだ。

バーン。
そういえば凍った路面を「アイスバーン」というけど、これってドイツ語だよね?
以前、東ドイツの方と話していて、アイスバーンを口にしたとき「それはドイツ語ですか?」と訊かれた。
もしかして英語?道路に対してしか言わない言葉だから、ドイツ語だと思っていた。西ドイツ人と話したときは、経験したことがなかったようで、ふーんという感じだったし。
東ドイツにはアイスバーンが存在しなかったから、一般的な言葉ではないということなのだろうか?道路に対しては、かの国ではこの言葉は使っていないのだろうか。


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