ストーブにダッチ12インチ突っ込んで
今日作るのは、まずはチキンだろう。
冬は、薪ストーブにダッチオーブンを入れて作る。焼き時間は数十分のうちにできてしまう。
あれこれはずして、ダッチオーブンを入れやすいようにしておく。
時期的に、スーパーの肉売り場ではいつになく丸鶏が充実。昨晩のうちに入手して、下ごしらえを済ませる。ヨーグルトと醤油と紹興酒で、適当にマリネ。
いつも以上に大きいサイズの丸鶏で、10インチに収まりそうもない。
久しぶりの12インチの使用しかない。キャプテンスタッグ製。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ダッチオーブンセット30cm
ぷっ、と笑いを漏らす向きもあるやもしれないが、このブランド、なかなかに目の付け所がよく、しかも廉価で惜しげ無く使えるので、登山でもしなければ高性能を必要としない野営道具には重宝するブランドなのだ。
このキャプスタ12インチは、入手してから数年たつが、早くに汎用性の高さを製品化していた点がえらい。①弦2本、②脚なし、③ディープ型、と現在多くのモデルが持つ特徴を、早くから盛り込み廉価で提供してきたのだ。
ただ、鋳鉄肌は若干薄く、蓄熱性能が低い。また蓋の合わせ目が甘く、隙間が大きい。
このダッチオーブンは他社の12インチよりも少し大きい気がする。考えようだが、もし厚い鋳物だったら、かなりの重量だっただろう。
ウチの薪ストーブはそれほど大きくはないので、入るオーブンは12インチが限界。これに脚がついていたり、重い物だったりしたら出し入れや蓋開けなどは大変だったと思う。
問題点はあるのだが、条件をクリヤーできる12インチとして重宝はしているのだ。
それにしてもでかいダッチ。中まで火が通りづらそうで、炭の量は多めにしておこう。
さあ、夕刻には調理を始める。
関連記事