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2013年09月22日

東大沼二泊目の夜

冷えてきました。なのにファミリーも多く、ハイシーズンのように混んでます。



英語をしゃべっている団体がまだ騒がしい。
ジェイソンが見ているぞ…。
  

Posted by 伊達直人 at 20:59Comments(0)キャンプ場

2013年08月15日

お盆の美国小泊海岸は…

美国小泊海岸

10日まで講習があったもので、11日(日)にやってきた。

激しい混み方で、駐車場に車が入りきらない。橋の上までとめている。
キャンプ客だけではなく、海水浴にきている方もいるが、11時前でもう満杯。そして前日から滞在中らしいテントも、なかなか撤収されない。

だめだこりゃ、とまずはいつもの『ふじ鮨』へ。11時の開店前に、すでに人の列が。うーん、お盆に遊びに出たことはなかったが、こういうことなんだなあ。
生け簀の脇の席でちょっとぼんやりしながら、この後の展開を考えながら、「鮑うにちらし」を食べる。¥2940だったかな。

11時半をすぎてもまだ海岸は車が一杯、テントも一杯。
見上げると、バカ高い小泊野営場にテントを貼ってる客もいる。うーん、あそこに、という手もあるか。

温泉に先に行ってきてから、それでもダメなら上に上ろう、と古平温泉へ。

すいてる~。のんびり露天風呂ですごす。異常にアブが多く、ちょっとはらはらしたが。

さあ、小泊海岸へ戻ってみると、おおっ、なんたる僥倖、ちょうど車が1台出て行った。設営決定!
ちなみに、場所は広々と十分にある。ただ車を止められないというだけだ。その気になれば、橋の向こうの港に駐めて、人が少なくなってから移動するという手もあるので、まあ、そんなに心配はいらない。

今回も、一人ではないので、ずっと前に買っておいた凍男のBCドーム270というタイプを使う。本当に初期のもので、ベンチレーターはないので、出入り口は開けておくようにし、裾もしっかり引っ張って結露を軽減しなければならない。



ヘキサタープは、長年愛用の凍男のアーチポール。ポールを中に入れるタイプで、10年以上前にはやったものだ。中央部が垂れ下がらず圧迫感がなく、気に入っている。もはや一人で立てられる。風にも強い。しかし経年劣化で、シームテープは剥がれてくるし、そろそろ幕だけ変えようか、というところだ。



今回は、もう流木はあらかた取り尽くされて、ほとんどない。しかしテトラポットの方には太い物がたくさん寄っているので、数回往復して集めてくる。
あちこちには炭も放置されている。それも回収。
そして、やはり海キャンなんだな、と感じたのが、タバコの吸い殻の多さ。紙ではないフィルターは分解されず、いつまでも浜に残る。 ちょっと精力的に集めて、焚き火と一緒に燃やした。

夕食はいつもの『平八』で。ウニや刺身のうまいこと!煮込みザンギも堪能。

そうして浜で焚き火を楽しむひととき。翌朝はすっかり燃焼。

12日は、異様に低く垂れ込めた雲が、遠雷を伴って黒々と浜を覆い、あっというまに驟雨、雷鳴。ずっと北海道は大気が不安定だ。
砂だらけのテントとタープを砂まみれになって片付け、さっさと撤収したのである。

また今週末、ゆっくり一人でウニ食べに行こうかな、と思っているところだ。


  

Posted by 伊達直人 at 08:25Comments(0)キャンプ場

2013年07月29日

虫がいっぱいのキャンプ場

山部 自然公園太陽の里キャンプ場

家から2時間で行けてしまう富良野。うーむ。ちょっと、また行ってこようか。

今回は富良野市にある無料キャンプ場のこちらへ。

土曜日の朝だったが、すでにテントを立て始めるファミリーがちらほら。
撤収作業に入っている方、これから来るファミリーのため、とぐるりとロープを回して縄張りを張り巡らせた方々の隙間に設営。



設営後、昼食を食べに、チーズ工房のピザコーナーへ。車で10分かな。
そして、翌朝のパンを確保に、新プリ近くの石窯パン屋のAIMEへ。

ちなみに、このキャンプ場から近い温泉は、新プリの¥1500だ。えー、と15kmほどむこうのハイランドふらの¥500まで行った。車を出すのは変わらないのだし。

「ふれあいの家」という飲食施設がすぐ上にあるのだが、シャワーや宿泊施設もある。トイレは、夜間から朝9時まで閉まっている。

虫除けを忘れたので、帰りにちょっと市街地に寄ると、いい位置にドラッグストアやラルズ、生協がある。
生協にはいってみると、肉コーナーに特徴があった。モツ類充実。手ぶらできて、鮮度の良いものを入手できるということなんだな。
キャンプ場までの距離も、そう遠くはなかった。北海道人の感覚と速度で。

このキャンプ場は虫だらけ。テントのすぐ裏の木の幹では、真っ昼間から蝉の羽化が始まっていた。これはおもしろい物なので、ぜひチャンスがあれば見て欲しい。



暗くなった頃合いに、クワガタ探しへ。いる。狙い通りのポイントで三匹捕まえた。この日は残念ながら気温が下がりすぎ、条件が合わなかったようだ。

夜は当然たき火。ローソクをがんがん燃やす。



ちなみに不快な虫類は多い。蛾、蚊、ブヨと、油断ならない。
蚊取り線香は3本立てた。
しかしうっかり半ズボンの足下に虫除けをかけるのを忘れ、気づいたときにはブヨに噛まれまくってしまい、かゆいのなんの。ご注意を。

ゴミは持ち帰りが原則だが、登山客のためか、場内にはゴミ箱がある。

第一サイトのトイレは一つの室内に男女がある。うーん。和式なので、小さな子にはハードルが高い。うーん。きれい好きファミリーを連れてくるには難がある。
川向こうの芝生サイトのトイレは、ひどく臭い。うーん。
トイレのことさえ気にならないファミリーなら、とても楽しめるだろう。  

Posted by 伊達直人 at 20:56Comments(3)キャンプ場

2013年07月17日

富良野観光キャンプ

上富良野町日の出公園オートキャンプ場



富良野はラベンダーシーズン!
と思って上富良野町に行ったが、こんな感じ。これは、日の出公園オートキャンプ場の頂上から裏の眺め。

う~ん。
しかしとっくに観光シーズンには入っているので、「星に手が届く丘キャンプ場」などは、ネット予約で満員。
そちらでは、仕方なくサフォークのジンギスカン¥950を食べたのだった(1人前。もう1枚追加してしまった)。サシが入っていて、旨いこと。

 

追記;

このキャンプ場はオートに全く魅力がなかったので、駐車スペースからすぐのフリーサイト利用。大人¥500。
虫がほとんどいません。芝維持のため、相当に薬をまいているのだろう。子どもは全く楽しめない。
管理棟は便利至極。清潔。シャワー、コインランドリーあり。ビールなど、売店充実。
ゴミを分別して受け入れてくれるのが最も魅力的。連泊旅の際に、ここを入れておくといいだろう。

しかし、たき火台であっても薪使用厳禁。「宅地が近いため消防法が」と言うが、周りは畑だし、単なる言い訳だろう。どんな薪の使用を想定しているんだ?たき火台で使う薪が、どれほどの火の粉をどこまで飛び散らすというのだろう?芝養生命という、つまらないキャンプ場なのだった。
温泉は、すぐのところにフラヌイ温泉大人¥600あり。なぜか冷泉になってしまったという。沸かしている湯船にみんな浸かることになるのだが、ちゃんと清掃していないのかカスが漂う。



  

Posted by 伊達直人 at 06:56Comments(4)キャンプ場

2013年07月07日

いつものウニキャンプ

美国小泊海岸

6/29、仕事を切り上げてキャンプへと車を走らせた。荷物は前日に仕込み済みで、当日の朝は木こりのローソク一式を積んだくらい。まっすぐに行くのだ。
積丹町まで2時間だ。

ただ、そういえば花を贈ってなかったな、と思い出した平八さんや喫茶うめもとに持って行くのに、花屋に寄った。


親切に車まで一つ持ってきてくれた花やさんは、屋根のない車を見て、「こいつ痴れ者?」と思った様子がありあり。強い日の光を避けるため紙をかけたが、風にあおられるではないか!?と。
いや、タルガトップは意外に風が入らないんですよ。完全オープンだとタバコは灰が飛び散って吸ってられないけど、後ろが覆われているとそうそう肩から下には巻き込みは少ないのです。大丈夫なんです。

そうして積丹町・美国に着いて、まずは花を配り、急いでテントを立てた。


6月の割に、以外に人が多い。やはり翌日は「積丹味覚祭り」だからだろう。駐車場不足になるので、前日から入って朝食を取りがてら海産物を味わうのがいい。
ちなみに翌朝、いつものようになし崩し的に8時から始まる会場で、ツブを食べ、ウニを6カップ、エビを4箱買って帰った。ポルシェのトランクは結構余裕があるな、と見直した。

たき火の用意をして、6時にはふじ鮨に行く。



新鮮なウニを堪能し、平八でテイクアウトした肴を提げて、早めに戻ってたき火を満喫する。



やはり木こりのローソクは、炎が高く上がって、見栄えがするな。

すっきりとした青空。車の運転に専念する数時間。
それまでの苛立つ事々は、つまらぬ些事とぬぐい去られていったのだった。
  

Posted by 伊達直人 at 21:52Comments(0)キャンプ場

2012年10月17日

ああ、これで今シーズンは終わりか

遊び呆けた後には、仕事がたまっているのだった。仕事を持ち帰る僕は、あれやこれやがようやく一段落。
10月の連休にも再び積丹へと遊びに出かけたのだったが、まずは9月最後のキャンプ。


美国小泊海岸

検索のキーワードで、今年コンスタントにアクセスがあるキャンプ地。海キャンなんて誰もしたがらないし、そんな一夏の話題など、敢えて記録化する物好きもいないからか。



いつものように午前中に到着、設営。風が強くなく、今回はテントの入り口を、より海に向けることができた。
一休みする間もなく、流木を集めに浜へと降りて5,6回往復する。結構太い物も寄っていて燃やし甲斐がある。
できるだけ浜を広く開けておこうと、定期的に流木が片付けられている形跡がある。処分しづらい大物は切ったりして、僕なりに減量の手助けしたいと思っている。
ちょっと調べたところでは、毎年6月末、伊藤園の社員がボランティアで、浜の清掃を行っているそうだ。道理で7月は危険な金属がなくなっていたわけだ。

あちこちに焚き火の跡が有り、石積みが残っている。ごつごつした石はアンカー替わりに使い、たくさん集めてテント前に半円の炉を作った。乾いた流木を燃やすなら、炉は、四方を囲まずとも三方で十分だと思う。

昼食は、ふじ鮨へ。
連休というわけではないのに、えらく混んでいる。ま、カウンターに一人で座るので影響は少ないが、やはり注文から出てくるまで時間がかかる。



ブリのお造り。マグロほど血なまぐさくないブリは、好ましい。



まだ地物のアワビではないので、天ぷらでアワビをいただく。

締めに握りをいくつか。もちろん酒は飲んでいる。冷酒でとろりと始め、ビールで締めた。



9月末とは思えぬ暑さ。カヤックのクラブも多数設営中だし、結局じわじわとテントは増え続けたのだった。



またしても昼寝はできず。小型のテントでは、日の光を遮ることが不十分で、木陰がないと風が通り温度が下がる暇もない。



薄暗くなるのが早くなってきた。やはり9月。
夜は、「冨久寿司」→「喫茶うめもと」→「平八」と回ろうと思い、テントを出る。



まずはお造りから。ここでは、早い時間から摘んでいたことがなかったので、どんなふうな物か見たことがなかった。



ネタは割と小さめに切られている。ホタテは四等分にまでされているのだが、ちびちびと酒の肴にするのに、この小さめサイズというのは非常に馴染む。大振りなネタだとすぐになくなってしまうし、舌を洗うように酒の進みが早くなる。

僕の後から入店した若い客を見てちょっと驚いたのだが、川の駐車スペースの近くで、陸側を向いてテントを張っていた一人の男だった。テント泊が好きなわけではないように見えたが、寿司屋に来るためにテントをはっていたようだ。しかもかなりの頻度で来ているらしい。
今まで見かけたことがなかったから、最近、このロケーションの便利さに気づいたのだろう。美国にテントを張ると、旨い物を飲んだくれるにはいいんだよ。

アワビの刺し身も追加し、締めに握りをいくつか。
その客は長居しそうなので、つぎへ。

さっと数杯、腹もこなれた頃合いに平八へ。

新店舗が新築中であり、この冬からは一つ奥にひっこんだかたちで営業だ。
昼に通りかかると、ちょうど女将さんが入り口を入っていくところだった。





枝豆、ゲソ揚げを持ち帰って、あとは焚き火を見ながらぼーっとすることしかない。

いつものように若干の居眠りに入って、深夜にテント内に引っ込む。

翌朝、結露もなくテントが畳みやすいこと。山からの乾いた風がちょうどよかったのだろう。
テント下に敷いたシートはかなり濡れていた。放射冷却は目に見えぬ所でじわじわと始まっているようだ。

ハイシーズンを終え、キャンプ好きな方ばかりのようで、節度ある距離感の設営、宴会に終始し、結局、静かな海キャンがすごせたのである。めでたしめでたし。

帰りに古平港で、僥倖にもまた漁協祭りに入ることができた。朝食は食堂コーナーでイクラ丼。冷凍物で¥1,000は高いな。お土産に甘エビをたっぷり買って帰った。






  

Posted by 伊達直人 at 03:01Comments(0)キャンプ場

2012年09月22日

Fauer!mache ich.

秋とは思えぬ暑さで、焚き火シカヤルコトガナイ。





  

Posted by 伊達直人 at 16:26Comments(0)キャンプ場

2012年09月22日

Jezt,hier ich bin!

美国ピーカン!

  

Posted by 伊達直人 at 14:31Comments(0)キャンプ場

2012年08月19日

やれやれだぜ...

みすてないでーッ ヒィィィィィ 孤独だよーっ

...とでも、キャンプに来ても顕在化してしまうものなのだろうか、と思わざるを得ないことが多い。

広いキャンプ場で、わざわざすぐ隣り、会話が漏れ聞こえて鬱陶しいだろうなという至近距離にテントを張るケースとか。

6月の積丹で、駐車場でこんなことがあった。



まわりに車は1台もない。広い広い駐車場。なのに、べったり横付けして駐められた。

なぜ?どうしてそんな発想をするのか理解できない。

ばーんとドアをあけて、がさがさと荷物を持って、差し障りなく歩き回りたくはないのか?
なぜ、隣の車を気にしなければならず、行動に制限がかかるような、駐車の場所を選ぶのか?

この後、僕は車のドアを開けることにすごく障りを感じて、いなくなるまで近づかなかった。
ポルシェのドアはふにゃーっと全開に開いてしまうので、隣の車にすぐに触れてしまいそうになるため、半開の状態で留めるのは、意識的な作業なのだから。
そんなことを、わざわざ後から来た他人に強いられたくはない。

がーんとドアをぶつけてもよかったかな。鉄板1mmの質量は強靱なんだぞ。

こういうことをする人は、根本的に自由をわかっていないのだ思う。
不自由な生活を無自覚に送ることに鈍磨し、もはや自由への希求はないのだろう。
自由に振る舞っているつもりかもしれないが、他人の自由も侵すということに対しても、鈍感になっているのだろう。

そういえば以前、十勝エコロジーパークでも、似たような光景、似たような事件があった。

フリーサイトで“集落”から離れて焚き火場の前にテントを張っていた。
夜に焚き火をしていると、幼児を抱いた人、子どもの手をひいた人たちが、黙って焚き火に近づいてきた。
「焚き火だね―、燃えてるんだよ―」などと口にしながら。その焚き火を行っている僕には一言も何も口にしない。
他人の自由に踏み込んでしまっていても、一顧だにしない。それは、自分たちの世界で完結しているから。子どもに焚き火を見せ、そうした日常ではない、キャンプならではの経験ができたことで、彼らの世界は幸福感に包まれているのだから、完結である。
「おまえ、何なんだ!?」と距離を越えられた僕の意識は、問題として感知されていない。
広い広いフリーサイトで、ガイロープがくっつきあうすれすれの距離で並んで張られたテント集落から、焚き火を訪れる人々には、僕の自由は全く尊重されないのだった。

僕は広い空間で屹立する自由を謳歌したい。そのためには、他人の自由も尊重しよう。お互いの自由を侵さないように。
  

Posted by 伊達直人 at 08:31Comments(5)キャンプ場

2012年08月02日

今季2度目の美国小泊海岸

積丹町のウニ漁期間は8月一杯まで。毎月来たいのだが、と7月のキャンプに行ってきた。天気も気温も十分。

まだ気温が安定しない時期だったせいもあり、本格的な海水浴シーズンにはまだ入っていないようで、小泊海岸は比較的空いている。
午前11時の到着で、人の入れ替えが済んでからテントを張ろうと、まずはいつもの「ふじ鮨」でウニ丼やらを食べてきた。

ふう、と「神威鶴」でいい気分になりながら、テントや大物荷物を掴んで場所の選定。相変わらず埃っぽい地面なので、あまり歩きたくもなく、隣のテント、トイレとは程よく微妙な距離をとって設営。ロープ類は好きなだけ伸ばして張る。が、砂の多いところではペグが効かない。たくさん転がっている石にロープを回して固定したところが2本。

みごとにファミリーキャンプの光景。若者の海キャンの景色。
隣は、会社の海キャンらしく、夕方には発電機が回り出した。まいったなー、どうしようかと思っていると、炊飯器でご飯が炊きあがると止められた。ランタンもそこそこ揃っているようで、夜通し発電機を回すことにはならず、良かった良かった。

浜は清掃されたようで、錆びた釘やワイヤーは見事に撤去、回収されている。流木もほとんどなし。もうこれで、幼児児童を遊ばせるのも一安心だ。

しかし波打ち際は、急にえぐれて結構な深さ。幼児が一人でパチャパチャするには、勾配がきつい。大人でも、歩くには相当な角度を感じるので、二人でしっとり歩くのは無理があるだろう。

ちょうど美国神社祭礼の楽隊の若者達の打ち上げが行われていた。浜の隅の方で行われていて、観光客への配慮を感じる。さすがハリマ隊長。

いつものように「平八」で夕食後、あちこちで花火の時間帯。わざわざトイレ前の歩道で爆竹を鳴らしていたバカファミリーの他は、至って静かなファミリーキャンプ場。おしゃべりを楽しみたいグループは、わざわざ堤防の方に離れて設営する気配り。

流木処理も兼ねて、僕も静かに焚き火をしたのだった。



翌朝、起き出すのが遅いのがファミリーキャンプの特徴だが、宴会がなかったため、どこのテントも割と早めに動き出していた。
みごとに、グリーンとベージュの凍男色に彩られた浜である。凍男はやっぱりコストパフォーマンス高いよな。どこでも扱っているから、ガスやマントルがすぐに補充できるし、安心だ。



さっさと撤収して、朝食はまたしても、古平の漁協祭りでウニ丼で締めたのであった。今回もウニ三昧。  

Posted by 伊達直人 at 15:42Comments(0)キャンプ場

2012年06月15日

積丹うにツアー ②

美国小泊海岸

浜に着いて、まずはロケーション、設備の確認。



誰もテント張っていないので、多少トイレ近くでもうるさくはならないだろう。駐車場からの距離はどこも似たような物だし、入り口というものが存在しないようなもので、人通りが集中するようなところはなさそうだ。

コンクリートの段差の下は、浜遊び用のスペースのようだ。その上までは波は届かないように、二段になっている。

その、上のスペースに張ったのだが、ブルドーザーで造成した痕がいまだ生々しい。砂だか土だか以前もはっきりしない土壌だったが、現在はさらに砂の割合が多いとは言え、砂利が多く埋もれている。
ペグを打っても、抜けやすい砂地のくせに、がつん!とたたけなくなることもあるという、イライラさせられる地面だ。



こういう地面では、雪頂のソリッドステイクは決して最強ではない。もっと摩擦抵抗の高い形状のペグを用意しておかなければならない。

海からの風が強く、入り口の向きを変えたりしたが、単純な棒状のペグはするすると抜けるので、仮に打った後でも向きを変えやすい。

一息つくまもなく、流木を集めに浜との往復を数回繰り返す。肩にも担いだりしたが、乾燥した木は非常に軽い。

程よい長さに整え、ちょっと組んでみたりして、ようやく休憩。ぷしゅっと一缶。

この浜は、新しい防波堤が巨大でかなり眺望をふさぎ、眺めのいい浜ではない。北向きなので、サンライズ、サンセットもない。
いいのは市街地への近さと、流木の多さだ。

昼食はウニを食べに出かける。
「田村岩太郎商店」のウニ丼と、「ふじ鮨」本店をハシゴして相当に金を使った昼食になってしまったが、とにかくウニ三昧。そのために来たので、タガは設定せず外れて結構。

テントに戻ってきて、昼寝をしたかったのだが、かなり気温が上がり、いくらフライの風通しをよくしても、テント内の温度が高いままで、とても寝られそうにない。

しかたなく、ぼんやり飲みながら過ごす。

ひっきりなしに訪れる二人連れ。ホテルのある場所を嗅ぎ当てるように、デートスポットも見つけちゃうんだろうな。
浜で危なっかしい遊びをしていた小学生を、前掛けをした某店のマスター達が回収していって一安心。
映画「異人たちとの夏」のことを考えて涙を浮かべたりしながら、ぼーっと過ごす。

3時過ぎから、もう焚き火も始めた。



そのうち足下が熱くなってきたので、裸足になって、熱い砂の感触を久しぶりに味わいながら、夕食時を迎えた。

「喰い処 平八」と「喫茶うめもと」をいつものように訪れ、9時過ぎに帰営。
200Aのホヤやベンチレーターを外して点火するも、その後ベイルがなかなかはまらずイライラ。あっというまにベンチレーターが熱くなるので、手早くやらないと厄介だというのに。

起床が早かったために眠気が先に来てしまい、焚き火を楽しむ時間は短く、12時すぎでテントに潜り込む。

翌朝は5時に目が覚めた。コーヒーを淹れたが、何となく眠くてその後うたた寝を続け、8時過ぎに撤収開始。9時過ぎ、美国を離れる。



期せずして古平町の漁協祭りに立ち寄り、朝からウニ丼を食べることができ、シメも完璧なウニツアーになった。


さて 今回のこの美国小泊海岸だが、野営はできるが、海水浴場というわけではないそうだ。しかしかき入れ時には監視員を置き、売店まで設置するらしい。
あいまいな立ち位置の曖昧なスペースなのだが、土壌も砂地なのか土なのか曖昧。造成でほじくりたてなもので、異様に埃っぽく、歩いているだけで靴がほこりまみれになった。
撤収する段になって気づいたが、テントの床面のほこりもすごい。ほこりというのはなかなか取れず厄介だと、今回思いを新たにした。
ホコリのつきはかなりのもので、しかもぱさぱさで、取りづらさは全道トップレベルではないだろうか。

また、浜だが、波打ち際はそうでもないが、結構サビた釘やワイヤーが埋まっていて(造成ゆえか)、手放しで安全とは言えない。子どもには、サンダルが不可欠だ。

難の多いキャンプ地ではあるのだが、僕はこれからも毎年使うことは断言できだろう。

付記:
トイレにペーパーがないな、と思っていたら、翌朝、設置に来ていた。シーズンオフはトイレットペーパーがないようなので、ご注意、ご用意を。それでも、以前までのトイレ施設よりはいいかな。

屋外の水道が、ひねってもテンションがかかって蛇口が戻るタイプ。片手では手を洗えない。以前もこのタイプが付いていたが、非常に使いづらい。担当者はよほどこのタイプが気に入っているのだろう。

  

Posted by 伊達直人 at 21:10Comments(3)キャンプ場

2012年06月11日

積丹うにツアー ①

美国小泊海岸

もう辛抱できん。ウニが呼んでいる。夏のウニを食べに、積丹でキャンプだ。
予報では天気はあまりよくなく、雨にあたるかもしれないが、決行。結果的に好天、高気温で快適に過ごせた。

どかどかと道具類をフロントに収める。



景品でもらったクーラーバッグは、性能はイマイチだがサイズ的にちょうどいいので、必ず持って行く。今回は海産物も土産に買うつもりなので必須。

薪は現地調達できるが、もし湿ったものしかないと火勢がないので、灯油をしみ込ませた小割のものを持って行くことにした。袋に穴が開いたりして灯油くさいので、これもトランクに収める。

バケツにどさどさとレインスーツや細々としたものを放り込み、それは助手席下に。テントの前室にポンと置いておくことができ、物を収めておく器として、非常に汎用性が高いことが、使っていてわかってきた。海水浴では、この中で着替えると砂がつかない、という使い方もあるようだ。

家をでるときには、いつ降るかわからない曇天だったが、札幌を抜けると急に青空に変わった。パーキングで屋根をはずす。
びゅうびゅうと風をきる音が続くと、何も考えられなくなってくる。機械的にギアを入れ始めて、何速に入っているのかも意識しなくなってくる。
日々のよしなしごとを洗いさる、この時間が欲しかった。



さて、港からの直通道路が通り、リニューアルされた小泊海岸。ゴールデンウィーク後に使えるようになったらしい。
広い駐車場と広いトイレ。浜までのアクセスのしやすさがよくなり、町内外の人が立ち寄りやすくなった。子どもまで自転車でやってきて砂遊びをしている(とても危ないが)。

昼食はウニ丼と決めているので、テント張りと流木集めを急いだのだった。

つづく  

Posted by 伊達直人 at 06:53Comments(2)キャンプ場

2011年09月22日

湿った緑地は嫌いじゃない

美国小泊野営場・2
しゃわあっと霧雨を浴びつつ急いでテント設営。
出かける際には閉めるつもりだが、ポールを立てる位置を決めるため、一度キャノピーを開けてペグも打っておいた。



ここまでで12時過ぎ。あーあ、とためいきをつきながら階段をおりて、市街のはずれの「ふじ鮨」本店まで、昼の飲んだくれとして出かける。

飲み食いのことは、改めて3軒紹介したい。

霧雨の中ですることはないので、2時間ほどたって戻ってからは、軽く昼寝。
ブヨも蚊も多く、蚊取り線香をテント脇に刺しておく。



ソリッドステーク20cmだが、謳い文句のハンマーで抜けず、脇の甘い会社だと思っていたら、最近買い足した製品は穴が拡大されていた。ミスを認めるのに10年かかったというのか。フェラーリ並みの俺様ルールだ。

昼寝から目覚め、しばらくすると「味処しゃこたん」の灯が消えていた。従業員のものとおぼしい車も消えていた。9月では、17時前に閉店してしまうらしい。ここはキャンプ場の受付も兼ねている。
薪を現地調達にさまよい求めた後、発泡酒を飲んでいるとちょうど腹がすいてきたので「飲み食い処 平八」へと、テイクアウトの容器も一つ持って、夕食に向かう。

氷も買い込み、「富久寿司」ですごいトロの握りを堪能した後、テントへと戻る。

夜になり、後ろにテントを張っていた、埼玉から来道のバイク乗りY氏も戻ってきた。
11連休を取ったとか。空へも舞い上がる遊び好きの方の話を聞いていると、スティーブ・マックイーン主演の「華麗なる賭」のメロディーが浮かんできた。

完全に雨は上がったのだ。テントの前室に入れていた薪は、乾いたまま、出番を待っている。

今夜の賭に、勝ったな。

そうして、雨に洗われなかった薪の山に、点火したのだった。



このキャンプ場についても、記しておこう。
全く勧めない。有料でオートサイトじゃなく、階段を上り下りするサイト構成。かつては最上段の眺めがよかったらしいが、今では雑木にさえぎられ、工事の音は響くし、その価値はない。
泊まり客が少ないなら、下段で十分。
ただ、6月の「積丹味覚祭り」のおりなどは、観光協会の雇った警備の若者達が、お墨付きを得たように真夜中まで騒ぎまくるから気をつけられたし。浜まで降りてしゃべくるから、油断ならない。まあ、かつての積丹の夏はそんな感じだったんだけど。

現在工事中の小泊海岸は、なにやら駐車スペースもつけられているようで、このままだとオートキャンプも可能になるようだ。来年が楽しみだ。  

Posted by 伊達直人 at 21:44Comments(0)キャンプ場

2011年09月18日

「華麗なる賭」

美国小泊野営場
もうがまんならん。焚き火で夜を過ごしたいのだ。
相次ぐ台風来襲で、すっかり天気がくずれっぱなしだが、まだ気温が高いこの3連休を無為に過ごしてどうする。
天気予報をじりじりと見守っていると、降雨確率が低くなり、18日から19日はなんとかなりそうではないか。いつもの積丹町の浜へと行くことにした。

昼も夜も市街で飲んだくれるつもりで、温泉には行かないし、調理もしない。荷物はすっきり少なめ。主要な物は911のフロントにおさまった。



細々とした物もその気になれば全部入ったが、あまり気にせず助手席の足下にバケツに入れて収める。立てておきたいランタンは、シートの後ろに、後席と挟み込むように搭載。
まだ降雨がなく、天気は曇天のまま保ちそうだったので、車の屋根ははずしておいた。
しかしレインスーツ、靴、キャップは全てゴアテックス、折りたたみ傘といつも以上に雨対策は万全にしておく。

ところが。
札幌南インターが近い頃、やはり降り出した。かなり雨粒が大きい。
走っている限り、少々の雨は車内に入らないが、もう耐えきれる状態ではないので、料金所前の広いスペースに停車し屋根を架けた。
この車はパワーウィンドウではない。ETCなし。しかもレギュレーターはかなり固く、左ハンドルから料金をやりとりする際に助手席の窓を開けられるものではなく、手早く済ませたいので自ら車を降りて料金を払わざるを得ない。
屋根をはずしておくと、ひょいと立ち上がって料金のやりとりができるので便利なのだ。だから高速を走らせるときも、できれば屋根は取っ払っておきたかった。
小樽を過ぎる頃には、もう霧雨程度に変わってきたが、雨があがったわけではない。

空冷ポルシェの空調の悪さは致命的で、雨降りには決して乗りたくはない。ガラスは曇りっぱなしで、どんな手を打とうとすっきりと曇りが取れることはない。

さて 美国市街に入る手前から、浜は見えてくる。
やや、浜はパワーショベルだらけではないか!ついに工事が本格化してしまったか!そんなアナウンスはなかったのに。



市街地手前から、港までバイパスを建設する工事が20年越しに始まってはいたが、ついに浜を閉鎖して始めていたのだ。

うーん。あてがまったく外れた。悩む。
2時間かけて120km走ってきた。まだ昼前。霧雨はやむ気配がなく、今夜どこかで焚き火ができるかは全くわからない。しかも焚き火台はない。

賭に出ることにした。もう一つのキャンプ場、バカ高い「小泊野営場」があるのだから、そこに泊まろう、と。野塚野営場は、食べるところまでの距離があるのだ。しかし山の上とはいえ、小泊野営場は市街地まで歩く距離はさほど変わりはない。
そうして、大人¥300テント¥1,000を払い、設営することにしたのだった。





続きはまた…。  

Posted by 伊達直人 at 20:56Comments(2)キャンプ場

2011年08月05日

そなえーるキャンプ場 ②

ここからは、焚き火話だ。

このキャンプ場、僕には何よりの魅力は、中央の砂地で“焚き火し放題”なのである。



玉切りになったいい樹種の薪が山積みなのだ。「穂別キャンプ場」と同じだが、質がいい。ただ、本当の玉切りで直径は10~30cmあり、たとえばフォークダンス数曲で燃え尽きるものではないし、火勢も一気には上がらないだろう。
だが、斧で割っといてやれば、じわーっと燃えてくれる。場内に外灯はなく、周囲は非常に暗いので、焚き火の炎が映えること。

テントサイトは、一応割り振りはしてあるが、早い者勝ちで張り方も自由だ。普段はがら空きなので、このあたりの差配はゆるゆる。
焚き火のため、砂地に一番近くサイトを構えた。この低地サイトは人気薄のようで、中段サイトがなぜかよく使われている。段差はあるしそんなに広くないし、子どもを連れてきていればストレスの多いサイトだが。水場に近いというだけで選ばれている様子もある。



年に一度のグループキャンプのため、スクリーンタープもどかんと設置した。

さて 焚き火はおもむろに砂地の上で開始。火を見るだけが目的なので、グリルを用意して何かを焼くこともなく「木こりのローソク」もすぐ点火する。

さんたなさんのアドバイスで、たき付けをスリットに挟み込むということだったので、そのようにしようとしたのだが、いつもの文化たきつけが入っていかない。これは誤算だった。
なんとか着火したが、その後の様子をみても、スリットは広めの方が、初期の火がまわりやすかったな、と思う。ぴたっと挟まれていては、たき付けから火が上がりづらかったのだ。



それでも表面がうっすら炭化するくらいの熱量は発生するので、無事点火。ゆらゆらと燃え上がる。



しかしせっかくの直火、薪の量なので、もっと一気に炎を発生させたいと思い、周囲に割った薪を立てて、火を移らせ増幅していった。

今回初使用の「木こりのローソク」。製作・使用の注意点がいくつかあった。
 
 1.完全乾燥していること ←「すごく軽いな!」というのが目安
 
 2.1/2以上2/3程度下までスリットを入れると火勢が強い ←玉切りは中まで燃えるには時間がかかる

 3.スリットは広めにしておくと初期の着火と火勢がいい ←チェーンソーで少しこじる程度でいい

玉切りの大きさや、どれくらいの時間燃やすのかによっては、スリットの数の増やしたり、長さを調節したりすることで、燃焼時間を計画的にコントロールもできるだろう。

いやあ、「木こりのローソク」は存在感があって、いいですね。直火なら、細めの玉切りでも一つあると違うでしょうね。

是非お試しを。



  

Posted by 伊達直人 at 05:24Comments(2)キャンプ場

2011年08月04日

そなえーるキャンプ場 ①

こちらのキャンプ場、正式名はすごく長くて、標題は適当に略称にしました。正式データは、先に以下記しておきますね。

千歳市防災学習交流施設『防災の森』・野営生活訓練広場(キャンプ場)
〒066-0075 千歳市北信濃583番地の1
電話・FAX 0123-26-9993
駐車場 50台
受付時間 午前9時~午後5時まで
最寄りのバス停 中央バス 総合武道館前  
E-Mail sonaeru@city.chitose.hokkaido.jp

◆野営生活訓練広場(キャンプ場)使用料 《1泊1名につき》

                一 般    中学生以下   高校生及び65歳以上
千歳市内在住の方    300円     100円      150円
千歳市外在住の方    600円     300円      600円

 キャンプ場の使用について
 ○キャンプ場に宿泊する場合は、有料となります(日帰りで使用する場合は無料)。
 ○宿泊する場合や施設を団体(10名以上)で使用する場合は事前の予約が必要です。

なんだって。今年のキャンプ場ガイドは買っていないけど、どういう記載になっているのか興味深い。

今回こちらに宿泊した話は長いので、概要と焚き火と分けて記していきたいと思う。では。



毎年、親戚と行っているグループキャンプ。今年は、近所のここだ。

子どもの頃は、“わき水”と呼んでいた牧草地で、冷たい地下水がこんこんと湧く水場で、ゲンゴロウを捕ったりして遊びに行ったものだ。
「わき水は飲める」と子どもどうしでも知っていたので、暑い盛りでも、水をすくって飲んでいたものである。

そんな土地が、キャンプ場になってしまうとは。
アスレチックなど、いろいろと遊具も備えられ、子どもには魅力満点(体格的に小学生ぐらいから)。森の中なので日陰が多く、熱射病にも安心。わき水の流れに手足を浸せば、あっというまにほてった体を冷ましてくれる。こちらには、サンダルを用意してくるべし。

芝生と小川と木陰、そしてきれいな水場、トイレ。小さな子たちを遊ばせたり、焼き肉をするにはうってつけのキャンプ場である。

食べるスペースに、卓とベンチはあるが、炉はない。卓上や脇に置けるコンロを用意しなければならない。団体でもないかぎり予約はできないので、利用は早い者勝ち。よく場所取りをしているママを見かける。



芝生は、貼ったものではないようで、下の地面の素性が残る。千歳は火山礫、軽石の堆積した酸性土壌で、割と地面に露出している。とくにこのキャンプ場一帯は地表にごろごろしていたものだが、そこから芝が生えているのである。種蒔きから作った芝なのだろう。これが結構ごつごつしていて、転ぶと痛い。軽石だらけ。安心できない芝生である。

管理人は8:00頃から18:00頃までいる。管理棟のトイレはセンサーで点灯。自販機は夜通し明るい。水場などは、隅の柱の上の方に照明スイッチがある。明るくなると消えてくれるようだ。

デイキャンプにはとても便利なキャンプ施設なのだが(無料だし)、慣れない方には耐えがたい難点がある。
航空自衛隊の航路から数百メートルしか離れていないため、着陸態勢の自衛隊機の騒音がすごいのだ。この日は航空祭が近くなってきたので、無事復活したブルーインパルスや政府専用機、F-15の編隊などが頻繁に飛び交った。
また就寝時の車の通行音も結構気になるらしい。すぐ横は陸上自衛隊の装軌車両用のコンクリート舗装の道路、通称“戦車道路”があるのだが、広々とした車線は運転しやすく、騒音はかなり出る道路なのだ。ま、僕は全然気にならず寝入ったままだったのだが。

道路を挟んで住宅地が分譲中だし、深川の「まあぶオートキャンプ場」のように、高圧線が周囲を走るロケーションは、「なんでこんなところにキャンプ場を?」という不思議な立地なのだが、ちょっとした自然と市街地近接の便利さ、駐車場すぐそばの便利さを求めるなら十分に利用価値がある。
実際、週末はグループキャンプなのかテントがきちきちに隣接して並んでいた。



続きはまた…。  

Posted by 伊達直人 at 04:45Comments(0)キャンプ場

2011年06月05日

海にいるのは あれは浪ばかり

留萌・黄金岬キャンプ場

職場から直行。道具類は前日から車に詰め込み、冷えた食材・酒類は現地調達として、まずは大急ぎで現地入りを目指した。

現地でサイトを見たら全然ダメダメ、ということもままあるので、現場確認が最優先(変更するならまた急ぐ)。

奥行きのない狭いサイトだが、水場とトイレがあればいいので、設営続行。
風が出てきたので、ペグを打ちながらテントを立ち上げていったが、最後に前面フラップをポールで立ち上げる段になって、そのポールの張り綱を張る地面がもうないことに気づき、仕方なく横向きに変更。海を眺める形にしたかったが、まあ正面は道路になるし、風を避けるためにはテントの背を風上にするのは丁度良かった。
テントは、小川テントのシャンティだ。前室の使い方が、僕の過ごし方に合っている。

ランタンを灯し、火を熾し、ようやく調理に入ったのは7時。やっとくつろぐ時間を持てた。



流しの横だったが、灯りのない設備なので、余計な明るさがない。ただファミリー利用なら、明るいうちに使うか、ランタン2台体制がいいだろう。

時折、車が通るが、東大沼に比べれば騒音というほどではない。磯に打ち付ける浪の音の方が大きく、余計な音をマスキングしている。

市街からすぐ、という便利さの他には全く魅力などないキャンプ場なのだが、ざざーん!という波のシークエンスは、一人でぼーっとするには悪くない。  

Posted by 伊達直人 at 03:52Comments(0)キャンプ場

2011年05月08日

忘我の焚き火

酒を飲みつつ、焚き火を思い切りしたい。
そんな思いに突き動かされて車を走らせるキャンプ場が、積丹町の「小泊海岸野営場」である。

焚き火堪能度では、圧倒的に楽しめる。理由は2つ。
1.流木が多い
2.人が少ない
「人が少ない」という点は大事だ。湿った木を燃やすと、結構煙りがでるので、隣のテントがいなければ気を遣わなくてすむ。

愛すべき特徴としては、2点。
1.無料
2.市街地に歩いて行ける
実は、昼・夕食は寿司屋や居酒屋で楽しむことができるのである!食を目的に、ついでに宿泊するようなものである。

僕は子どもの頃から積丹に連れてこられて、積丹への愛着が深い。最近は年に4,5回は訪れ、あちこちの店の味覚を堪能している。

野趣は全くないのだが、そういうキャンプもありだな、という気になる立地のキャンプ場なのだ。
今回は5月3日~4日の利用。雨が降る前に、思い切り堪能できた。
         

Posted by 伊達直人 at 00:06Comments(0)キャンプ場