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Posted by naturum at

2015年10月24日

今年は寒くなりそうな

さあ連休だし、最後の登山かな、とイワオヌプリに行ってみると、吹きすさぶ風が強く、冷たい。もう来ちゃったんだから登るしかないもんね、と意志の固い登山者らで駐車場は一杯だ。
こんなに人が多いんじゃ、道端の小便もままならない。こんなに寒いんじゃ、ソフトシェルパンツにすればよかったな、とさっさと五色温泉に入った。


ほどよい温度で温泉臭ただよううっすら白濁。本物の温泉はいいねえ、とつま先まで血行よくなるのを実感。
出るときには、こちらの駐車場も一杯だった。
下山の道沿いに雪秩父があった。再開後とあって、相変わらず混んでいる。

今日の宿は倶知安の「ロッヂカウベル」で、登山中止のため2時間ほど余裕がある。ちょっと早いが昼食をとろうとアンヌプリ麓あたりを流したがが、冬以外に来るのは久しぶりで、食べるところがぴんとこない。手っ取り早く、場所のわかりやすい「ふじ鮨」ニセコ店へ。

軽く丼物でも、と考えていたが、ここの価格設定は本店より高め。ビュッフェへと誘導される設定なのだった。しょうがないなと食べ放題¥1780を選択。




先に肉か魚の煮付けか選び、その小鉢類の膳が届く。それから取りに行ってくれと念を押された。廃棄する品をよほど増やしたくないのだろうが、食べたいわけではないものを押しつけられて残すなとは、言い過ぎだろう。
ネタは小ぶりな握りを中心にいただく。食べ放題の寿司なんて、積丹町の寿司食べ放題イベント以来だな。

先に「ロッヂカウベル」の場所を確認し、真狩村で湧水を見て、細川たかしの歌を聴こうかとでかけた。
たかしが立っているのは川沿いの公園だったはずだが、よくわからない。道の駅でユリの球根(10個で¥680!もちろん園芸用。食用はこれから)を買いがてら、観光マップで確認する。駐在所の向かいあたりだ。


どーんとよく晴れた羊蹄山。バックにいいロケーションなんだな。今まで知らなかった。
この台座の横にある手形にタッチすると、たかしの歌が流れる仕組みだ。“わたしばかよね~”を独り占めだ。“きた~の~”でもいいんだが、細川たかしといえばはこっちだろう。

宿で倶知安町内の祭典のことを教えてもらった。道央圏では最後となる、金比羅寺の祭典という(神社ではない)。
暮れなずむ手前の暖かい時間に、秋を感じてのんびりとした縁日を歩いた。毎年買っているケバップ屋もここまで来ていた。


夜はもう、グレンモーレンジ一瓶抱えて、ゆっくり本を読んで過ごす。
このロッヂは裏が雑木林で、隣家が目に入らないというのがいい。そして羊蹄山。ロケーションがいい。


さて帰りは京極経由。吹き出し公園に久しぶりに行ってみた。


紅葉にはもう少し早かったが、朝からバスで乗り付けている中国人たちには絶好のロケーション。箱庭のようなたたずまいに大興奮だ。
支笏湖あたりでは予報通りの激しい雨だったが、行楽している間は雨にあたらぬ、のんびり小さな旅をすごした。

  

Posted by 伊達直人 at 04:44Comments(2)旅行

2015年10月08日

樽前山 登山

子どもも楽々 樽前山

 先月9月20日、10年ぶりくらいに樽前山に登った。子どもの頃に登って以来、たった3度目だ。

 モーラップから標識に従って山に入っていくと、やたらと車とすれ違う。あら、もう下山する人たちだろうか?と思っていたが、なんのことはない、苫小牧からの道が合流しているのだった。
 本格的な山への道は、舗装が途切れ、深い側溝がある砂利道に入ってからだった。


 都市圏近郊の人気の山なので、休日は朝のうちに来ないと駐車場が一杯になる。整理をしている皆さん、いつもご苦労様です。



 灌木を越えるまでは、よくある木の階段が続く。かなり土が流出していて、歩きづらくなっていた。ここは幼児でも無理なく登山できるのだが、この階段の段差は、下りでは幼児にはきついところもあるほどだ。

 家族連れ様々な方が、軽い気持ちで登れる樽前山。支笏湖、太平洋も眺められる。天気が悪いとの予報だったが、通り雨のような雨雲は山の横をなめて過ぎていったようで、眺望が得られた。



 子どもの頃は噴煙上がるドームが頂上で、かなり接近できた。現在は危険区域のため、外輪山が最高点。稜線上は結構強い風にさらされる。


 2時間かからずに下りてこられる樽前山。この後、支笏湖国民休暇村で温泉につかり、千歳市街でそばを食べて帰宅。1時までにだいたい終えられる手軽なコースなのがいいところだ。
  

Posted by 伊達直人 at 21:58Comments(0)フィールド

2015年10月02日

道具の汎用性

 トレッキングとスキーのポールの兼用

 4FRNT(※フォー・フロント)のスキーを買ったとき、パウダー用のバスケットのポールも用意しなければならなかった。
 いろいろ調べいろいろ見たが、伸縮するタイプはスキー用とはいえ、通常のトレッキングポールとそう大差ないようだった。さらに持った感じでは、スキー用ではゴムグリップ採用が多く、重さだけで言うなら意外にトレッキング用より重かったのだ。トレッキング用はウレタンなどで軽量なのだ。
 ロックするシステムは違いはない。グリップへの含水や摩耗性、耐久性は劣るだろうが、ポール自体の性能に違いはなさそうだった。いつもの秀岳荘で見比べていたので、念のため店員さんに冬季使用、スキー使用で支障はあるか尋ねてみたが、本質的な差異はないので、専用ではないということが気にならないのなら構わないだろう、という考えだった。
 すでにスキー用ポールはレキが2組あるので、これ以上無闇に道具は増やしたくはなかったので、スキーもトレッキングも兼用できるポールに決定。
 スノーバスケット付きのもの、交換が面倒でないもので選ぶと、ブラックダイヤモンドが最もこちらの要求を満たす物だった。
 レキが好きで愛用してきたが、なぜかバスケット交換は素手ではほぼできないのだ(別売りだったりもするし)。



バケット交換楽々

 カーボンが最近は人気だが、パウダーではそんなにスピードは出ないだろうから、激しい転倒で曲がったり壊れるということはまずないだろう。パークで飛んだり、ガンガンとバーンを突くような使い方もしないし、それほどの強度はいらない。軽量なアルミ製で十分だ。

 使ってみたが、全く問題ない。スキーで振り回していても、スウィングウェイトがよく、バスケットはゆるむこともない。手袋を通してのグリップは違和感ない。
 登山ではバスケットをミニマムな物に換えて使っている。ねじ式で軽いはめ込みで、交換しやすい。それほど荷重することのない部分なので、ゆるいねじ込みで十分だ。トレッキング用としても、もちろん遜色ない。
 伸縮をロックするシステムは単純な挟み込みなので不具合がわかりやすく調整しやすい。たとえて言うなら、メルカバ戦車のサスペンションが外部むき出しを採用しているのも同じ発想だ。整備性の利点も同じく、現場ですぐにできる利便性がある。簡単にねじを回すだけで、締め付けを調節できる。

 ということで、夏冬活用できるポールである。
  

Posted by 伊達直人 at 10:37Comments(0)フィールドギア