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Posted by naturum at

2011年08月09日

千歳のデカ盛り ③

伊勢屋

千歳で腹一杯食べられる店といえば、最右翼はここでしょう。

小さな構えで、目を惹く看板などもなく、一見さんはその内実まではわからない。
メニューにはラーメンから揚げ物まで並び、よくある定食屋さんかなという印象だ。ランチタイム以外だとそれほど混んでもいない。

噂のミックスフライ定食¥970を食べるつもりで入店。ご飯も大盛りがあるようで、ついでに+¥110で大盛りに。

僕の後に入ってきた中年の客が「ご飯少なめで」という注文をしていた。ん?こういう店に来る人でも、ここのご飯の量はちょっと多いということか?
ふと、“大盛り”に関する張り紙が目に入る。「残したら許さないぞ」という旨だったと思う(割り増し取るよ、だったかな)。身が引き締まるではないか。

「先にライスとお味噌汁、サービスの塩辛でーす!」と届いた現物を見て、正直「しまった…」と思ってしまった。想像を超えるご飯の量だった。塩辛も、皿に盛るなどというけちくさいことは抜きで、ボウルに入ったままどーんと出てきた。



まずは、これをやっつけなければ。大盛りにしておいて残すことは、マズイらしい。
うーん。ご飯はべしゃっとしている。塩辛はとても薄味。これだけで賞味するのは、正直つらい。搦め手門でつまづいているが、着実に進もう。丼がずしりと重たい。

さて 本丸がやってきた。宴会の大皿かというくらいの迫力。
キャベツとかまで多かったらどうしようかと思ったが、添え物野菜は控えめ(きちんと食べる人少ないんだろうな)なので、フライに専念できそうである。



魚、エビ、カツ、イカ、ソーセージ(ええっ!?)と一揃い、揚げ物好きにはたまらないだろう。
エビは、鉛筆のように、細い身の回りをみっしりと衣が厚く覆っている。あまりに無用なので、二つめからは衣を剥がして食べた。
あたたかいうちに、というものから食べ進めていったが、なるほど量はすごい。フライの量は重くはないが、ご飯がすごい。
フライは、…素材がすでに低価格のようで、味わいがどうとかではない。

大学の新歓コンパの喰いコンを思い出した。
巨大とんかつ、ご飯大盛り、豚汁と、¥1,800くらいの拷問だった(翌年は自分たちが新入生に振る舞ったのだが)。後日とんかつだけ大判サイズにしてみたが、それだけならさほど苦しくなく腹には収まったのだ。ご飯の大盛りは、胃に重いのであるな、と感じ入ったものだ。

今再び、決して大食いではない自分が、残すことを許されない喰いコンを一人で黙々とやっている滑稽さ。
しかも、正直に言うが、決して、おいしくて箸が進むという店ではないのである。とにかく量で勝負!という店なのである。こういう店でうかつに大盛りなどというとこんなことになるのか…。認めたくない物だが、若くもない自分自身の軽率な過ちという念がふくれあがるばかりである。

ご飯はなんとかなりそうだが、最後のイカがどうにも入りそうにない。衣を剥がし、薄っぺらい姿をだし、がじがじと噛み進む。もうフライを味わうどころではない。
苦闘18分、なんとか主要なところは収めた。キャベツや衣など、微妙に食べ残してある。そうでもなければ、リバースの危機だったのだ。

ご飯少なめなら食べられるな。

結構2,3人でと訪れるサラリーマンが多いのだが、驚いたことに女性も連れてきている。こういうところに女性を連れてきても喜ぶわけないだろう。

陸上自衛隊東駐屯地からまっすぐの通り沿い、若者、サラリーマンの飽くなき食欲を満たす、大食漢のためのお店である。

伊勢屋 ( 千歳(北海道) / 定食・食堂 )
★★★☆☆3.0
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 電話  0123-42-1510
 住所  北海道千歳市青葉8丁目2-1
 定休日  月曜日
 営業時間   11:00 - 15:00/17:00 - 21:00
  

Posted by 伊達直人 at 05:24Comments(0)デカ盛り

2011年08月08日

ブルーインパルス無事復活!

昨日は航空自衛隊千歳基地の航空祭

近年は毎年30度くらいまで気温が高く、滑走路を前に照り返しの暑さでへろへろになる。

さらに、自家用車で高速道路を使って出かけてくる人が増え、高速降り口から基地まで大渋滞らしい。

いつもは自転車で出かけていたが、ますます足が遠のく。家から空を見上げているのが一番だな。

ということで、ブルーインパルスの飛行もこんな具合で。



サンダーバーズが飛んだときにも感じたが、飛行中の航空機を撮るのは難しい。T-2よりも低速で機影を捉えやすいはずなのだが、撮るとピンが合わない。見てると、すぐそこに感じるくらい、はっきりくっきり見えているんだけどな。

この日はちょうど基地上空に雲が発達中で、上方開花とか大技はなかったのだった。  

Posted by 伊達直人 at 04:09Comments(0)フィールド

2011年08月07日

棒焼きパンの失敗

先日のキャンプでは、夕食はフォンデュなどを予定して食材を用意していたが、遅く始まった昼の焼き肉と、大量に残された食材をつついて「夕食はもういいね」となってしまった。

僕は焚き火を見つめながらビールを飲んで十分に満足だったのである。

しかし、クーラーボックスの庫内の温度はどんどん上がり、翌日までとても持ちそうにない食材もある。手つかずの肉の賞味期限も来ている。そこで、一人焼き肉で処分することにした。
そしてついでに、粉を用意していた「棒焼きパン」もやってしまうことにしたのである。

先日偶然見た「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」で、アウトドア料理特集をやっていて、その中で棒焼きパンを焼いていたのである。「もちもちしておいしひー」と空気の抜けたしゃべくりに、あつあつならおいしいかも、炭火を熾すならやってみようか、という気になったのだ。

しかし、発酵に失敗。混ぜ方と水分だな。どうも北海道の屋外では、温度が足りないのか、いままでうまく膨らんだことがない。湯煎をしなければだめか…。



ま、失敗ならどうなっていくのか、学ぶつもりで焼きを続行することにした。



 1.生地を紐状にして細く巻き付ける ←太いと重く、棒から垂れてくる

 2.炭火は遠目、弱火で ←火に近いと焦げやすく膨らみきらないうちに焼き上がってしまう

 3.一人でたくさんは焼けない ←火加減をよく見ていないとすぐ焦げる

なるほどなあ、と教訓を胸に、食べられたものではない小麦粉の塊は棄てたのである。  

Posted by 伊達直人 at 04:42Comments(0)炭火料理

2011年08月05日

そなえーるキャンプ場 ②

ここからは、焚き火話だ。

このキャンプ場、僕には何よりの魅力は、中央の砂地で“焚き火し放題”なのである。



玉切りになったいい樹種の薪が山積みなのだ。「穂別キャンプ場」と同じだが、質がいい。ただ、本当の玉切りで直径は10~30cmあり、たとえばフォークダンス数曲で燃え尽きるものではないし、火勢も一気には上がらないだろう。
だが、斧で割っといてやれば、じわーっと燃えてくれる。場内に外灯はなく、周囲は非常に暗いので、焚き火の炎が映えること。

テントサイトは、一応割り振りはしてあるが、早い者勝ちで張り方も自由だ。普段はがら空きなので、このあたりの差配はゆるゆる。
焚き火のため、砂地に一番近くサイトを構えた。この低地サイトは人気薄のようで、中段サイトがなぜかよく使われている。段差はあるしそんなに広くないし、子どもを連れてきていればストレスの多いサイトだが。水場に近いというだけで選ばれている様子もある。



年に一度のグループキャンプのため、スクリーンタープもどかんと設置した。

さて 焚き火はおもむろに砂地の上で開始。火を見るだけが目的なので、グリルを用意して何かを焼くこともなく「木こりのローソク」もすぐ点火する。

さんたなさんのアドバイスで、たき付けをスリットに挟み込むということだったので、そのようにしようとしたのだが、いつもの文化たきつけが入っていかない。これは誤算だった。
なんとか着火したが、その後の様子をみても、スリットは広めの方が、初期の火がまわりやすかったな、と思う。ぴたっと挟まれていては、たき付けから火が上がりづらかったのだ。



それでも表面がうっすら炭化するくらいの熱量は発生するので、無事点火。ゆらゆらと燃え上がる。



しかしせっかくの直火、薪の量なので、もっと一気に炎を発生させたいと思い、周囲に割った薪を立てて、火を移らせ増幅していった。

今回初使用の「木こりのローソク」。製作・使用の注意点がいくつかあった。
 
 1.完全乾燥していること ←「すごく軽いな!」というのが目安
 
 2.1/2以上2/3程度下までスリットを入れると火勢が強い ←玉切りは中まで燃えるには時間がかかる

 3.スリットは広めにしておくと初期の着火と火勢がいい ←チェーンソーで少しこじる程度でいい

玉切りの大きさや、どれくらいの時間燃やすのかによっては、スリットの数の増やしたり、長さを調節したりすることで、燃焼時間を計画的にコントロールもできるだろう。

いやあ、「木こりのローソク」は存在感があって、いいですね。直火なら、細めの玉切りでも一つあると違うでしょうね。

是非お試しを。



  

Posted by 伊達直人 at 05:24Comments(2)キャンプ場

2011年08月04日

そなえーるキャンプ場 ①

こちらのキャンプ場、正式名はすごく長くて、標題は適当に略称にしました。正式データは、先に以下記しておきますね。

千歳市防災学習交流施設『防災の森』・野営生活訓練広場(キャンプ場)
〒066-0075 千歳市北信濃583番地の1
電話・FAX 0123-26-9993
駐車場 50台
受付時間 午前9時~午後5時まで
最寄りのバス停 中央バス 総合武道館前  
E-Mail sonaeru@city.chitose.hokkaido.jp

◆野営生活訓練広場(キャンプ場)使用料 《1泊1名につき》

                一 般    中学生以下   高校生及び65歳以上
千歳市内在住の方    300円     100円      150円
千歳市外在住の方    600円     300円      600円

 キャンプ場の使用について
 ○キャンプ場に宿泊する場合は、有料となります(日帰りで使用する場合は無料)。
 ○宿泊する場合や施設を団体(10名以上)で使用する場合は事前の予約が必要です。

なんだって。今年のキャンプ場ガイドは買っていないけど、どういう記載になっているのか興味深い。

今回こちらに宿泊した話は長いので、概要と焚き火と分けて記していきたいと思う。では。



毎年、親戚と行っているグループキャンプ。今年は、近所のここだ。

子どもの頃は、“わき水”と呼んでいた牧草地で、冷たい地下水がこんこんと湧く水場で、ゲンゴロウを捕ったりして遊びに行ったものだ。
「わき水は飲める」と子どもどうしでも知っていたので、暑い盛りでも、水をすくって飲んでいたものである。

そんな土地が、キャンプ場になってしまうとは。
アスレチックなど、いろいろと遊具も備えられ、子どもには魅力満点(体格的に小学生ぐらいから)。森の中なので日陰が多く、熱射病にも安心。わき水の流れに手足を浸せば、あっというまにほてった体を冷ましてくれる。こちらには、サンダルを用意してくるべし。

芝生と小川と木陰、そしてきれいな水場、トイレ。小さな子たちを遊ばせたり、焼き肉をするにはうってつけのキャンプ場である。

食べるスペースに、卓とベンチはあるが、炉はない。卓上や脇に置けるコンロを用意しなければならない。団体でもないかぎり予約はできないので、利用は早い者勝ち。よく場所取りをしているママを見かける。



芝生は、貼ったものではないようで、下の地面の素性が残る。千歳は火山礫、軽石の堆積した酸性土壌で、割と地面に露出している。とくにこのキャンプ場一帯は地表にごろごろしていたものだが、そこから芝が生えているのである。種蒔きから作った芝なのだろう。これが結構ごつごつしていて、転ぶと痛い。軽石だらけ。安心できない芝生である。

管理人は8:00頃から18:00頃までいる。管理棟のトイレはセンサーで点灯。自販機は夜通し明るい。水場などは、隅の柱の上の方に照明スイッチがある。明るくなると消えてくれるようだ。

デイキャンプにはとても便利なキャンプ施設なのだが(無料だし)、慣れない方には耐えがたい難点がある。
航空自衛隊の航路から数百メートルしか離れていないため、着陸態勢の自衛隊機の騒音がすごいのだ。この日は航空祭が近くなってきたので、無事復活したブルーインパルスや政府専用機、F-15の編隊などが頻繁に飛び交った。
また就寝時の車の通行音も結構気になるらしい。すぐ横は陸上自衛隊の装軌車両用のコンクリート舗装の道路、通称“戦車道路”があるのだが、広々とした車線は運転しやすく、騒音はかなり出る道路なのだ。ま、僕は全然気にならず寝入ったままだったのだが。

道路を挟んで住宅地が分譲中だし、深川の「まあぶオートキャンプ場」のように、高圧線が周囲を走るロケーションは、「なんでこんなところにキャンプ場を?」という不思議な立地なのだが、ちょっとした自然と市街地近接の便利さ、駐車場すぐそばの便利さを求めるなら十分に利用価値がある。
実際、週末はグループキャンプなのかテントがきちきちに隣接して並んでいた。



続きはまた…。  

Posted by 伊達直人 at 04:45Comments(0)キャンプ場