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Posted by naturum at

2012年03月04日

千歳のデカ盛り④ 想像を超える重さ

ぐるめ亭

朝食から6時間もたち、かつスキー後の空腹感もあり、ひさしぶりに揚げ物をたっぷり食べたくなり、こちら「ぐるめ亭」へ。

全然“はたらくおじさん”の店という雰囲気ではないのだが、こちらも実はデカ盛りの店なのである。
ご飯の量がかなり大盛りにできるし、何より「大」があるのだ。

入り口脇では、ちょうど燻製小屋で何か燻している最中だった。しかしそれらしいメニューはないので、自家用に限っているのかもしれない。

以前「大」でカツを食べたので、今回の「大」はチーズメンチカツで。
「大」とは、メインのおかずを半額程度で2倍にできるのである。
さらにご飯は「大盛り」で。通常は300gというから茶碗2杯強、大盛りは400gなので約3杯になる。
しめて¥950+¥450+¥50=¥1,450。



ふだんはメンチカツは食べないので、どんな物か比較対象は『柳ばし』かお惣菜しかないが、こちらの店では丁寧な仕事で作られるのは間違いない。

さて 運ばれてきたのは小綺麗な定食然とした形だ。大盛りご飯はなんとお櫃で蓋がついている。
そしてメンチカツの大きさが。大きく厚い。コロッケよりも一回り大きい。
こちらの店では、どの揚げ物も、揚げる温度なのか時間の関係なのか、きつめに揚げてはいない。そのため、衣はさくっと軽い歯触りで明るい色をしている。



何か合わせているらしい、特製のソースと、少し醤油をたらして食べる。
温度が少し低く、チーズのどろっとした舌ざわりと脂っこさが気になった。
味噌汁、付け合わせのマッシュポテト、佃煮がうまいので、そちらでご飯も進む。

メインのチーズメンチカツは、2コで「もういいな」という気になってきた。持ち帰らせてもらおうか、とも思うが、どこまでいけるか続行。
3コでご飯もキャベツもなくなってくると、油脂のしつこさにたえられなくなってきた。
4個目は半分まで食べたがもう限界。満腹以前に、胃が受け付けないという初めてのデカ盛り敗退であった。ご飯とキャベツがあと少しあれば、行けたなあ。佃煮で食べてしまったことが悔やまれる。

脂っこさは嫌いじゃないが、メンチカツのこってりさは想像以上だった。
こってりさが好みで、かつたっぷり味わいたい向きに。


食事処 ぐるめ亭 ( 千歳(北海道) / とんかつ )
★★★☆☆3.0
supported by ロケタッチグルメ




しょくじどころぐるめてい

電話 0123-26-2777
住所 北海道千歳市新富2丁目5-14
定休日 不定休
営業時間 11:00 - 14:30/17:00 - 21:00

  

Posted by 伊達直人 at 05:24Comments(0)デカ盛り

2011年08月09日

千歳のデカ盛り ③

伊勢屋

千歳で腹一杯食べられる店といえば、最右翼はここでしょう。

小さな構えで、目を惹く看板などもなく、一見さんはその内実まではわからない。
メニューにはラーメンから揚げ物まで並び、よくある定食屋さんかなという印象だ。ランチタイム以外だとそれほど混んでもいない。

噂のミックスフライ定食¥970を食べるつもりで入店。ご飯も大盛りがあるようで、ついでに+¥110で大盛りに。

僕の後に入ってきた中年の客が「ご飯少なめで」という注文をしていた。ん?こういう店に来る人でも、ここのご飯の量はちょっと多いということか?
ふと、“大盛り”に関する張り紙が目に入る。「残したら許さないぞ」という旨だったと思う(割り増し取るよ、だったかな)。身が引き締まるではないか。

「先にライスとお味噌汁、サービスの塩辛でーす!」と届いた現物を見て、正直「しまった…」と思ってしまった。想像を超えるご飯の量だった。塩辛も、皿に盛るなどというけちくさいことは抜きで、ボウルに入ったままどーんと出てきた。



まずは、これをやっつけなければ。大盛りにしておいて残すことは、マズイらしい。
うーん。ご飯はべしゃっとしている。塩辛はとても薄味。これだけで賞味するのは、正直つらい。搦め手門でつまづいているが、着実に進もう。丼がずしりと重たい。

さて 本丸がやってきた。宴会の大皿かというくらいの迫力。
キャベツとかまで多かったらどうしようかと思ったが、添え物野菜は控えめ(きちんと食べる人少ないんだろうな)なので、フライに専念できそうである。



魚、エビ、カツ、イカ、ソーセージ(ええっ!?)と一揃い、揚げ物好きにはたまらないだろう。
エビは、鉛筆のように、細い身の回りをみっしりと衣が厚く覆っている。あまりに無用なので、二つめからは衣を剥がして食べた。
あたたかいうちに、というものから食べ進めていったが、なるほど量はすごい。フライの量は重くはないが、ご飯がすごい。
フライは、…素材がすでに低価格のようで、味わいがどうとかではない。

大学の新歓コンパの喰いコンを思い出した。
巨大とんかつ、ご飯大盛り、豚汁と、¥1,800くらいの拷問だった(翌年は自分たちが新入生に振る舞ったのだが)。後日とんかつだけ大判サイズにしてみたが、それだけならさほど苦しくなく腹には収まったのだ。ご飯の大盛りは、胃に重いのであるな、と感じ入ったものだ。

今再び、決して大食いではない自分が、残すことを許されない喰いコンを一人で黙々とやっている滑稽さ。
しかも、正直に言うが、決して、おいしくて箸が進むという店ではないのである。とにかく量で勝負!という店なのである。こういう店でうかつに大盛りなどというとこんなことになるのか…。認めたくない物だが、若くもない自分自身の軽率な過ちという念がふくれあがるばかりである。

ご飯はなんとかなりそうだが、最後のイカがどうにも入りそうにない。衣を剥がし、薄っぺらい姿をだし、がじがじと噛み進む。もうフライを味わうどころではない。
苦闘18分、なんとか主要なところは収めた。キャベツや衣など、微妙に食べ残してある。そうでもなければ、リバースの危機だったのだ。

ご飯少なめなら食べられるな。

結構2,3人でと訪れるサラリーマンが多いのだが、驚いたことに女性も連れてきている。こういうところに女性を連れてきても喜ぶわけないだろう。

陸上自衛隊東駐屯地からまっすぐの通り沿い、若者、サラリーマンの飽くなき食欲を満たす、大食漢のためのお店である。

伊勢屋 ( 千歳(北海道) / 定食・食堂 )
★★★☆☆3.0
powered by livedoor グルメ



 電話  0123-42-1510
 住所  北海道千歳市青葉8丁目2-1
 定休日  月曜日
 営業時間   11:00 - 15:00/17:00 - 21:00
  

Posted by 伊達直人 at 05:24Comments(0)デカ盛り

2011年07月30日

千歳のデカ盛り②

「まるみつラーメン」
開店して間もないはずなのだが、口数の少ない店主の方針か、ひっそりしっとりと営業していたのだった。

意外にラーメン激戦区の千歳で、新規開業には、新奇なウリがなければ難しい。
こちらのウリは、まずは“野菜増し・背脂増し無料”だ。ぐっとくるではないか。
最近、“学生大盛り無料”“野菜デカ盛り”などという店が近隣にちらほらでてきている。

では、味噌らーめん¥780+大盛り¥100、野菜・背脂増しで。

じゃっじゃっという炒める音は聞こえないのだが、随分時間がかかっている。ここもタイマーで茹でる時間を計っているのだが、僕の前に入っていた客の麺がようやく茹で上がったようだ。
待つ間に、ふーんと店の内外を眺める。
窓の外には、太兵衛・小林製麺と染められた幟。
雑誌、マンガ、テレビのない店内では、めずらしくAMラジオ「永六輔の誰かとどこかで」が流れる。
厨房の前には、「腹十分目」と控えめにに染められた暖簾がかかる。珍しい文句だ。しかし後で、これが店主の心意気であることがわかるのだった。

タイマーも鳴って、ようやく届いた一杯。



うわっ、『南幌温泉』のキャベツ天丼を思い出すような、冬山のような白い頂き!たっぷりの茹でたもやしに、背脂、砕いたニンニクが散らされているのだ。この佇まいは、見たことがない。
チャーシューも分厚い。通常の2~3倍はあろうか。
インパクトは十分か。

だが、その精髄は、その頂きの下から麺を手繰ってやっとわかった。
麺が極太なのである。道理で時間がかかるわけだ。
『ベジポタラーメンJILL』で使っているあの太さだ。極太麺は、あれはあれで旨いと思っていたので、通常のラーメンスープに合わせて食べられるのは嬉しい。
ぷりぷりと弾力があり、歯応え十分の茹で加減。直次郎のように、喉で味わうわけにはいかない。
香辛料控えめのスープに、クラッシュしたニンニクの辛みが程よい(好みは分かれるかもしれない)。
熱いラードで舌を焦がすことなく、背脂のこってりとした舌ざわりを楽しめる。
最近流行の味玉はないが、省力化と具を絞ることでコストも抑えたのだろう。
スープはオーソドックスなものだが、しっかりとコクが引き出されている。調味料は少なくないが、水気の多いもやし、香辛料の少なさとのバランスがよく、あまり気にならずに、結構最後まで飲んでしまった(夕方まで舌がじりじりしてしまったが)。
注文をつけるなら、ちょっともやしの水気が多いかな。また、具に色味が欲しい。わけぎを散らすと、赤いカウンター、白い丼に映えるのではないだろうか。

この極太麺と野菜(もやし)大盛りは、やはり咀嚼する時間が長いせいか、だんだん満腹感が満ちてくる。ずんと胃に重みを感じてくる。よくあるセットのチャーハンだと軽いものだし、チャーシュー大盛りだともたれる感じもある。しかし、単にラーメンだけだと、そうした違和感なく、一気にずどんとした重さ、満足感を得られるのだなあ。
食べ終わる頃には、僕にしては珍しく文字通り「腹十分目」になっていた。麺と野菜だけでこれほどの満腹感はなかなかない。

「腹十分目」を提供したいという店主の狙い通りにはまる、期待のデカ盛りラーメン屋なのだ。

まるみつらーめん ( 千歳(北海道) / ラーメン全般 )
★★★★4.0
powered by livedoor グルメ



北海道千歳市日の出3丁目5-6
不定休 11:00 - 20:00
  

Posted by 伊達直人 at 03:06Comments(0)デカ盛り

2011年07月23日

千歳のデカ盛り① 「柳ばし」

千歳で1,2を争う昼時のデカ盛り定食屋。

広いカウンター席と小上がり。回転がいいのはカウンターだが、満席に近い平日昼間はあまり回転しなくなる。量も多いし、せっかくの昼休みを大事にしているのか。

さて こちらの定番はメンチカツ定食¥870。店内にずらっと貼られた品書きの種類の多さに驚くが、結構お客さんは様々に注文している。選択の幅が広いので、しょっちゅう来ても飽きが来ないのだろう。
普段は揚げ物はそれほど食べないので、これほどに揚げ物を好む人々が多いことにも驚く。
そんなハイカロリーを体が求める方々には、うってつけの店なのだろう。

基本的に親父さんが一人で仕切っているので、揚げ物とはいえ時間はそこそこかかる。おばちゃん達も揚げたり焼いたり大忙しの厨房だ。

予めキャベツをどさっと盛った皿がカウンター前にずらりと待機している。

ご飯も多いことだし、今回は塩辛¥10も付けてみた。
どーんと存在感溢れる丼飯、メンチカツ。大振りな一枚物だ。
すでに包丁がはいっているので、さくさくと食べやすい。からりと軽く、歯触りよし。



「生姜醤油でどうぞ」ということで、じわっと甘みの出てくるメンチに、薬味のきいたさっぱり醤油味が合うこと。
僕にはご飯とカツの量のバランスが取れていたので、ほどよいタイミングで全ての器を消化できた。
デカ盛りと喧伝するほどではないが、この量を出す店なら、女性向きではないのは確かだ。

人間ドックの結果に一安心の男性諸氏に。

お食事処 柳ばし ( 千歳(北海道) / 定食・食堂 )
★★★☆☆3.0
powered by livedoor グルメ



電話 0123-22-5951
住所 北海道千歳市東雲町5丁目46
  

Posted by 伊達直人 at 04:11Comments(0)デカ盛り