2011年07月31日
カゴ一杯の炎
明日は久しぶりのキャンプ。
焚き火もできそうなので、予め薪を割って持って行く準備をしておいた。
完全乾燥の玉切りが手に入ったので、「そうだ、あれに加工しよう!」

スリットから燃え盛る炎が上がる、「木こりのローソク」である。
さんたなさんが作られているのを見て、やってみたいとおもっていたのだ。
映像を見た限りでは、ローソクなんてかわいいものじゃなく、鍋を載せて調理も出来る、完全な熱源であった。
実際はどうなるのだろうか。興味津々である。
完全に乾いた状態でなければ燃え盛ることはできないし、そんな玉切りを入手、もしくは保管しておくというのも一般には難しい。何より、運搬にスペースを取る。なかなかお目にかかることのできないものだと思う。
今回、乾燥した玉切りを入手できたのは僥倖であった。試さないわけにはいかない。
クヌギかな、と選んだ広葉樹の玉切りは、ぱさぱさに乾ききっているので驚くほど軽い。木部の組織が崩れるような腐敗はしていないので、火力は落ちないだろうが、これほど含水量がないと燃え尽きるのは早そうである。
目立てからしばらく経ったチェーンソーで切り込みを入れていったのだが、すごい量の木の粉が発生する。風もあったので、ほうきで掃除するのが大変だった。
以前、さんたなさんの製作でも周辺にはかなりの木の粉が散っていて、単にチェーンソーのパワー不足と切れ味の不足かと考えていたのだが(すみません、不明を恥じます…)、乾燥した木材はこういう粉が発生するということなのだろう。
これがシラカバやマツ、スギなど軽い材ならまた違うと思うが、みっしりと組織の詰まった木を切ると、みっしりと密度のある粉が発生するのだった。
たいてい、薪にしようとチェーンソーで木材を切ると、まだしっとりと水分を含んだ状態なので、細い削り節のような状態で大鋸屑が発生する。これが細かくなってくると、チェーンの目立ての時機の目安なのだ。
今回は初めから細かい木の粉で、面食らってしまった。さんたなさん、変なコメントしてしまってすみませんでした。
焚き火をする際は、「木こりのローソク」の周りに薪も立てようと、ついでに薪割りもしておいた。細めの玉切りだったのだが、それらも完全乾燥していて、ぱっかんぱっかん割れること。
ちなみに3本あるサクラの枝は、「棒焼きパン」用に手頃なものをみつくろっておいたものである。
いやー、結構燃やし甲斐がありそうで、焚き火が楽しみだ!
焚き火もできそうなので、予め薪を割って持って行く準備をしておいた。
完全乾燥の玉切りが手に入ったので、「そうだ、あれに加工しよう!」

スリットから燃え盛る炎が上がる、「木こりのローソク」である。
さんたなさんが作られているのを見て、やってみたいとおもっていたのだ。
映像を見た限りでは、ローソクなんてかわいいものじゃなく、鍋を載せて調理も出来る、完全な熱源であった。
実際はどうなるのだろうか。興味津々である。
完全に乾いた状態でなければ燃え盛ることはできないし、そんな玉切りを入手、もしくは保管しておくというのも一般には難しい。何より、運搬にスペースを取る。なかなかお目にかかることのできないものだと思う。
今回、乾燥した玉切りを入手できたのは僥倖であった。試さないわけにはいかない。
クヌギかな、と選んだ広葉樹の玉切りは、ぱさぱさに乾ききっているので驚くほど軽い。木部の組織が崩れるような腐敗はしていないので、火力は落ちないだろうが、これほど含水量がないと燃え尽きるのは早そうである。
目立てからしばらく経ったチェーンソーで切り込みを入れていったのだが、すごい量の木の粉が発生する。風もあったので、ほうきで掃除するのが大変だった。
以前、さんたなさんの製作でも周辺にはかなりの木の粉が散っていて、単にチェーンソーのパワー不足と切れ味の不足かと考えていたのだが(すみません、不明を恥じます…)、乾燥した木材はこういう粉が発生するということなのだろう。
これがシラカバやマツ、スギなど軽い材ならまた違うと思うが、みっしりと組織の詰まった木を切ると、みっしりと密度のある粉が発生するのだった。
たいてい、薪にしようとチェーンソーで木材を切ると、まだしっとりと水分を含んだ状態なので、細い削り節のような状態で大鋸屑が発生する。これが細かくなってくると、チェーンの目立ての時機の目安なのだ。
今回は初めから細かい木の粉で、面食らってしまった。さんたなさん、変なコメントしてしまってすみませんでした。
焚き火をする際は、「木こりのローソク」の周りに薪も立てようと、ついでに薪割りもしておいた。細めの玉切りだったのだが、それらも完全乾燥していて、ぱっかんぱっかん割れること。
ちなみに3本あるサクラの枝は、「棒焼きパン」用に手頃なものをみつくろっておいたものである。
いやー、結構燃やし甲斐がありそうで、焚き火が楽しみだ!
2011年07月30日
千歳のデカ盛り②
「まるみつラーメン」
開店して間もないはずなのだが、口数の少ない店主の方針か、ひっそりしっとりと営業していたのだった。
意外にラーメン激戦区の千歳で、新規開業には、新奇なウリがなければ難しい。
こちらのウリは、まずは“野菜増し・背脂増し無料”だ。ぐっとくるではないか。
最近、“学生大盛り無料”“野菜デカ盛り”などという店が近隣にちらほらでてきている。
では、味噌らーめん¥780+大盛り¥100、野菜・背脂増しで。
じゃっじゃっという炒める音は聞こえないのだが、随分時間がかかっている。ここもタイマーで茹でる時間を計っているのだが、僕の前に入っていた客の麺がようやく茹で上がったようだ。
待つ間に、ふーんと店の内外を眺める。
窓の外には、太兵衛・小林製麺と染められた幟。
雑誌、マンガ、テレビのない店内では、めずらしくAMラジオ「永六輔の誰かとどこかで」が流れる。
厨房の前には、「腹十分目」と控えめにに染められた暖簾がかかる。珍しい文句だ。しかし後で、これが店主の心意気であることがわかるのだった。
タイマーも鳴って、ようやく届いた一杯。

うわっ、『南幌温泉』のキャベツ天丼を思い出すような、冬山のような白い頂き!たっぷりの茹でたもやしに、背脂、砕いたニンニクが散らされているのだ。この佇まいは、見たことがない。
チャーシューも分厚い。通常の2~3倍はあろうか。
インパクトは十分か。
だが、その精髄は、その頂きの下から麺を手繰ってやっとわかった。
麺が極太なのである。道理で時間がかかるわけだ。
『ベジポタラーメンJILL』で使っているあの太さだ。極太麺は、あれはあれで旨いと思っていたので、通常のラーメンスープに合わせて食べられるのは嬉しい。
ぷりぷりと弾力があり、歯応え十分の茹で加減。直次郎のように、喉で味わうわけにはいかない。
香辛料控えめのスープに、クラッシュしたニンニクの辛みが程よい(好みは分かれるかもしれない)。
熱いラードで舌を焦がすことなく、背脂のこってりとした舌ざわりを楽しめる。
最近流行の味玉はないが、省力化と具を絞ることでコストも抑えたのだろう。
スープはオーソドックスなものだが、しっかりとコクが引き出されている。調味料は少なくないが、水気の多いもやし、香辛料の少なさとのバランスがよく、あまり気にならずに、結構最後まで飲んでしまった(夕方まで舌がじりじりしてしまったが)。
注文をつけるなら、ちょっともやしの水気が多いかな。また、具に色味が欲しい。わけぎを散らすと、赤いカウンター、白い丼に映えるのではないだろうか。
この極太麺と野菜(もやし)大盛りは、やはり咀嚼する時間が長いせいか、だんだん満腹感が満ちてくる。ずんと胃に重みを感じてくる。よくあるセットのチャーハンだと軽いものだし、チャーシュー大盛りだともたれる感じもある。しかし、単にラーメンだけだと、そうした違和感なく、一気にずどんとした重さ、満足感を得られるのだなあ。
食べ終わる頃には、僕にしては珍しく文字通り「腹十分目」になっていた。麺と野菜だけでこれほどの満腹感はなかなかない。
「腹十分目」を提供したいという店主の狙い通りにはまる、期待のデカ盛りラーメン屋なのだ。
北海道千歳市日の出3丁目5-6
不定休 11:00 - 20:00
開店して間もないはずなのだが、口数の少ない店主の方針か、ひっそりしっとりと営業していたのだった。
意外にラーメン激戦区の千歳で、新規開業には、新奇なウリがなければ難しい。
こちらのウリは、まずは“野菜増し・背脂増し無料”だ。ぐっとくるではないか。
最近、“学生大盛り無料”“野菜デカ盛り”などという店が近隣にちらほらでてきている。
では、味噌らーめん¥780+大盛り¥100、野菜・背脂増しで。
じゃっじゃっという炒める音は聞こえないのだが、随分時間がかかっている。ここもタイマーで茹でる時間を計っているのだが、僕の前に入っていた客の麺がようやく茹で上がったようだ。
待つ間に、ふーんと店の内外を眺める。
窓の外には、太兵衛・小林製麺と染められた幟。
雑誌、マンガ、テレビのない店内では、めずらしくAMラジオ「永六輔の誰かとどこかで」が流れる。
厨房の前には、「腹十分目」と控えめにに染められた暖簾がかかる。珍しい文句だ。しかし後で、これが店主の心意気であることがわかるのだった。
タイマーも鳴って、ようやく届いた一杯。

うわっ、『南幌温泉』のキャベツ天丼を思い出すような、冬山のような白い頂き!たっぷりの茹でたもやしに、背脂、砕いたニンニクが散らされているのだ。この佇まいは、見たことがない。
チャーシューも分厚い。通常の2~3倍はあろうか。
インパクトは十分か。
だが、その精髄は、その頂きの下から麺を手繰ってやっとわかった。
麺が極太なのである。道理で時間がかかるわけだ。
『ベジポタラーメンJILL』で使っているあの太さだ。極太麺は、あれはあれで旨いと思っていたので、通常のラーメンスープに合わせて食べられるのは嬉しい。
ぷりぷりと弾力があり、歯応え十分の茹で加減。直次郎のように、喉で味わうわけにはいかない。
香辛料控えめのスープに、クラッシュしたニンニクの辛みが程よい(好みは分かれるかもしれない)。
熱いラードで舌を焦がすことなく、背脂のこってりとした舌ざわりを楽しめる。
最近流行の味玉はないが、省力化と具を絞ることでコストも抑えたのだろう。
スープはオーソドックスなものだが、しっかりとコクが引き出されている。調味料は少なくないが、水気の多いもやし、香辛料の少なさとのバランスがよく、あまり気にならずに、結構最後まで飲んでしまった(夕方まで舌がじりじりしてしまったが)。
注文をつけるなら、ちょっともやしの水気が多いかな。また、具に色味が欲しい。わけぎを散らすと、赤いカウンター、白い丼に映えるのではないだろうか。
この極太麺と野菜(もやし)大盛りは、やはり咀嚼する時間が長いせいか、だんだん満腹感が満ちてくる。ずんと胃に重みを感じてくる。よくあるセットのチャーハンだと軽いものだし、チャーシュー大盛りだともたれる感じもある。しかし、単にラーメンだけだと、そうした違和感なく、一気にずどんとした重さ、満足感を得られるのだなあ。
食べ終わる頃には、僕にしては珍しく文字通り「腹十分目」になっていた。麺と野菜だけでこれほどの満腹感はなかなかない。
「腹十分目」を提供したいという店主の狙い通りにはまる、期待のデカ盛りラーメン屋なのだ。
まるみつらーめん ( 千歳(北海道) / ラーメン全般 )
★★★★☆4.0
powered by livedoor グルメ
北海道千歳市日の出3丁目5-6
不定休 11:00 - 20:00
2011年07月24日
「田村はまだか」
キャンプに行くときはいつも本を持って行くのだが、― と言うよりも出かけるときは必ず持って行くし、丁度いいのがなければ旅先で求めるようにしているのだが ― みなさんどのような本を持ち出されるだろうか。
僕は、最後まで読み切るかは別として、「爽快な読後感」(佐伯泰英による)がいいな、という思いで選んでいる。
時代小説だと、シリーズ物でも割とすっきりとしているので、よく手にしている。たとえ面白くても『悪人』となると重苦しい手応えだし、やはり選んで持って行くべきだろう。

たまにどうしても題名や表紙に惹かれて手にしてしまう本があるのだが、この『田村はまだか』は、新聞広告を見たときから気になっていた本だった。『ゴドーを待ちながら』のような題名である。
舞台は、なんと札幌すすきののスナック。小学校の同窓会の三次会で、遅れてくる予定の田村を男女5人が待っている。
集まっている男女が、格別つきあいが深いわけではないが、しかし同級生という、損得抜きの絶対的なつながりを持つ関係というのがいい。もうそれだけで、深い話ができる。
そして全員40歳。社会の中堅どころとして、踊り場でふと振り返るような現在の立ち位置。
出てくる話は、損得抜きの関係だからこそ、今の生々しい言葉で語られる。そんな話を、その年齢でしてしまうことに違和感はないのか?
ないのだ。それは、“あのときあの言葉を、あの境遇の田村が言った”という一事が、何年も経つごとに震えるような煌めく記憶になり、その田村について語るに、手垢の付いた文句は陳腐にすぎない。
自然と、一人ひとりの生き方に迫る言葉が口をついて出てくるのだ。
スナックのマスターが、これらの言葉に光を当てる触媒になっている。カバーイラストのこのポーズを、マスターがするのだ。
短編がいくつもつらなっているのだが、ああっ!という伏線が次の登場人物になり、そしてラストに全て集約されていく。
ああ、爽やかだったな。
気になる同級生、町で見かけて突然蘇る同級生の記憶、というのは誰しもあるはずだ。そこのくすぐり方がうまい。やられたな、という感じ。
自分も、心の奥底から、忘れかけている手垢の付いてない言葉を探したくなる読後なのだ。
僕は、最後まで読み切るかは別として、「爽快な読後感」(佐伯泰英による)がいいな、という思いで選んでいる。
時代小説だと、シリーズ物でも割とすっきりとしているので、よく手にしている。たとえ面白くても『悪人』となると重苦しい手応えだし、やはり選んで持って行くべきだろう。

たまにどうしても題名や表紙に惹かれて手にしてしまう本があるのだが、この『田村はまだか』は、新聞広告を見たときから気になっていた本だった。『ゴドーを待ちながら』のような題名である。
舞台は、なんと札幌すすきののスナック。小学校の同窓会の三次会で、遅れてくる予定の田村を男女5人が待っている。
集まっている男女が、格別つきあいが深いわけではないが、しかし同級生という、損得抜きの絶対的なつながりを持つ関係というのがいい。もうそれだけで、深い話ができる。
そして全員40歳。社会の中堅どころとして、踊り場でふと振り返るような現在の立ち位置。
出てくる話は、損得抜きの関係だからこそ、今の生々しい言葉で語られる。そんな話を、その年齢でしてしまうことに違和感はないのか?
ないのだ。それは、“あのときあの言葉を、あの境遇の田村が言った”という一事が、何年も経つごとに震えるような煌めく記憶になり、その田村について語るに、手垢の付いた文句は陳腐にすぎない。
自然と、一人ひとりの生き方に迫る言葉が口をついて出てくるのだ。
スナックのマスターが、これらの言葉に光を当てる触媒になっている。カバーイラストのこのポーズを、マスターがするのだ。
短編がいくつもつらなっているのだが、ああっ!という伏線が次の登場人物になり、そしてラストに全て集約されていく。
ああ、爽やかだったな。
気になる同級生、町で見かけて突然蘇る同級生の記憶、というのは誰しもあるはずだ。そこのくすぐり方がうまい。やられたな、という感じ。
自分も、心の奥底から、忘れかけている手垢の付いてない言葉を探したくなる読後なのだ。
2011年07月23日
千歳のデカ盛り① 「柳ばし」
千歳で1,2を争う昼時のデカ盛り定食屋。
広いカウンター席と小上がり。回転がいいのはカウンターだが、満席に近い平日昼間はあまり回転しなくなる。量も多いし、せっかくの昼休みを大事にしているのか。
さて こちらの定番はメンチカツ定食¥870。店内にずらっと貼られた品書きの種類の多さに驚くが、結構お客さんは様々に注文している。選択の幅が広いので、しょっちゅう来ても飽きが来ないのだろう。
普段は揚げ物はそれほど食べないので、これほどに揚げ物を好む人々が多いことにも驚く。
そんなハイカロリーを体が求める方々には、うってつけの店なのだろう。
基本的に親父さんが一人で仕切っているので、揚げ物とはいえ時間はそこそこかかる。おばちゃん達も揚げたり焼いたり大忙しの厨房だ。

予めキャベツをどさっと盛った皿がカウンター前にずらりと待機している。
ご飯も多いことだし、今回は塩辛¥10も付けてみた。
どーんと存在感溢れる丼飯、メンチカツ。大振りな一枚物だ。
すでに包丁がはいっているので、さくさくと食べやすい。からりと軽く、歯触りよし。

「生姜醤油でどうぞ」ということで、じわっと甘みの出てくるメンチに、薬味のきいたさっぱり醤油味が合うこと。
僕にはご飯とカツの量のバランスが取れていたので、ほどよいタイミングで全ての器を消化できた。
デカ盛りと喧伝するほどではないが、この量を出す店なら、女性向きではないのは確かだ。
人間ドックの結果に一安心の男性諸氏に。
電話 0123-22-5951
住所 北海道千歳市東雲町5丁目46
広いカウンター席と小上がり。回転がいいのはカウンターだが、満席に近い平日昼間はあまり回転しなくなる。量も多いし、せっかくの昼休みを大事にしているのか。
さて こちらの定番はメンチカツ定食¥870。店内にずらっと貼られた品書きの種類の多さに驚くが、結構お客さんは様々に注文している。選択の幅が広いので、しょっちゅう来ても飽きが来ないのだろう。
普段は揚げ物はそれほど食べないので、これほどに揚げ物を好む人々が多いことにも驚く。
そんなハイカロリーを体が求める方々には、うってつけの店なのだろう。
基本的に親父さんが一人で仕切っているので、揚げ物とはいえ時間はそこそこかかる。おばちゃん達も揚げたり焼いたり大忙しの厨房だ。

予めキャベツをどさっと盛った皿がカウンター前にずらりと待機している。
ご飯も多いことだし、今回は塩辛¥10も付けてみた。
どーんと存在感溢れる丼飯、メンチカツ。大振りな一枚物だ。
すでに包丁がはいっているので、さくさくと食べやすい。からりと軽く、歯触りよし。

「生姜醤油でどうぞ」ということで、じわっと甘みの出てくるメンチに、薬味のきいたさっぱり醤油味が合うこと。
僕にはご飯とカツの量のバランスが取れていたので、ほどよいタイミングで全ての器を消化できた。
デカ盛りと喧伝するほどではないが、この量を出す店なら、女性向きではないのは確かだ。
人間ドックの結果に一安心の男性諸氏に。
お食事処 柳ばし ( 千歳(北海道) / 定食・食堂 )
★★★☆☆3.0
powered by livedoor グルメ
電話 0123-22-5951
住所 北海道千歳市東雲町5丁目46
2011年07月17日
なくてはならない
100円ショップの生活への浸透、シリコン素材の普及などを考えると、アウトドア専用の割高な調理セットを買う人は、一般的にはもうないだろう。
だがユニフレーム社は、さすがにユニフレーム製でなければ備えてない意匠が今もあり、注目してしまうのではないだろうか。
毎年この時季になると活躍するのが、このザルである。

ちなみにの青い果実は、ブルーベリーではなく、当地特産のハスカップである。ラベンダーが咲く頃、収穫の時季になるのである。その効能、風味はブルーベリーの比ではない。
かつてこのツルつきのザルは単品では販売されず、fanセットを購入しなければ手に入らなかった。
しかし今では、単品で入手可能になっているではないか。

ユニフレーム(UNIFLAME) fan5duoメッシュバスケット
母にもこの機能をすすめたのだが、同様のツル付きのザルは未だみつからないというので、これを入手するしかないだろう。
何がいいって、このしっかりとしたツル。
ハスカップを採る際、ザルを片手にどんどん実を入れていくのだが、だんだん重くなるザルをつかんでの作業は結構つらい。
そこでこのザルを使ってみたのだが、大変に楽だし、移動の際もこぼすことがなくなった。ベリー系の小さな果実収穫には、なくてはならない逸品である。
7月前半の週末は、ハスカップ採りと加工で忙しく、キャンプどころではないのだ。
だがユニフレーム社は、さすがにユニフレーム製でなければ備えてない意匠が今もあり、注目してしまうのではないだろうか。
毎年この時季になると活躍するのが、このザルである。

ちなみにの青い果実は、ブルーベリーではなく、当地特産のハスカップである。ラベンダーが咲く頃、収穫の時季になるのである。その効能、風味はブルーベリーの比ではない。
かつてこのツルつきのザルは単品では販売されず、fanセットを購入しなければ手に入らなかった。
しかし今では、単品で入手可能になっているではないか。

ユニフレーム(UNIFLAME) fan5duoメッシュバスケット
母にもこの機能をすすめたのだが、同様のツル付きのザルは未だみつからないというので、これを入手するしかないだろう。
何がいいって、このしっかりとしたツル。
ハスカップを採る際、ザルを片手にどんどん実を入れていくのだが、だんだん重くなるザルをつかんでの作業は結構つらい。
そこでこのザルを使ってみたのだが、大変に楽だし、移動の際もこぼすことがなくなった。ベリー系の小さな果実収穫には、なくてはならない逸品である。
7月前半の週末は、ハスカップ採りと加工で忙しく、キャンプどころではないのだ。
2011年07月14日
これこれ
夏だ!ウニだ!積丹だろう!
遊覧船でちょっと内臓がでんぐりがえりかかったが、食前の乗船で難を逃れた。
さあ、ウニだウニだ。
こちら「ふじ鮨」の塩水ウニは価格控えめ。前浜で揚がった物ならば、それも当たり前ではあるが、気兼ねなく夏の風味を楽しめる。

だがちょっと、プリプリ感がなく、溶けかかっていた。
後で『平八』や『砂田商店』で聞いたところでは、一週間ほど時化でウニ漁ができなかったらしく、在庫が払底しかかっていたのだという。
この翌日は、札幌からもウニめあてに観光客が押し寄せる、恒例の「積丹味覚まつり」だったのだが、果たしてウニは十分な量が用意できたのだろうか。
ま、ウニを匙ですすりつつ、昼間から「神威鶴」でくいくいと。あとはもう、宿に泊まるのみ。
こうやって、昼間から酒を飲みつつゆっくりできる、寿司屋らしからぬ居心地の良さが、この店の気に入っているところだ。
そうして、「旬の握り」¥2,940をまずは頼む。

時季外れのイクラは替えてもらったのだが、以前はウニになったりしたものだが、やはり今回はウニは使われていない。
いつものように、げそを追加したが、イカのシーズンらしくさっと湯通ししただけの歯触り。
ふう。今回もお世話になりました。いい気分で、「お宿かさい」へとふらふら向かったのである。
遊覧船でちょっと内臓がでんぐりがえりかかったが、食前の乗船で難を逃れた。
さあ、ウニだウニだ。
こちら「ふじ鮨」の塩水ウニは価格控えめ。前浜で揚がった物ならば、それも当たり前ではあるが、気兼ねなく夏の風味を楽しめる。

だがちょっと、プリプリ感がなく、溶けかかっていた。
後で『平八』や『砂田商店』で聞いたところでは、一週間ほど時化でウニ漁ができなかったらしく、在庫が払底しかかっていたのだという。
この翌日は、札幌からもウニめあてに観光客が押し寄せる、恒例の「積丹味覚まつり」だったのだが、果たしてウニは十分な量が用意できたのだろうか。
ま、ウニを匙ですすりつつ、昼間から「神威鶴」でくいくいと。あとはもう、宿に泊まるのみ。
こうやって、昼間から酒を飲みつつゆっくりできる、寿司屋らしからぬ居心地の良さが、この店の気に入っているところだ。
そうして、「旬の握り」¥2,940をまずは頼む。

時季外れのイクラは替えてもらったのだが、以前はウニになったりしたものだが、やはり今回はウニは使われていない。
いつものように、げそを追加したが、イカのシーズンらしくさっと湯通ししただけの歯触り。
ふう。今回もお世話になりました。いい気分で、「お宿かさい」へとふらふら向かったのである。
ふじ鮨 積丹本店 ( / 寿司 )
★★★★★5.0
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