2012年04月07日
素焼きカップの泡立ち
10年以上前に、“素焼きカップはビールの泡立ちがよく、旨い”ということが話題になり、あちこちの陶器産地で作っていたが、現在ではほぼ忘れ去られた感あり。
このカップは、屋外で愛用の一品。たまに忘れるけど…。

先輩の作陶展へ伺った際、ちょうど持ちやすい(落としづらい)形状のカップがあり、しかも中は釉薬を塗っていない素焼きの物があった。「いいよー、持ってって」ということでありがたくちょうだい仕った次第。
これは、やはり泡立ちがいい。
たとえば、発泡酒だと独特の酸っぱさのようなものを先に感じてしまうのだが、この素焼きカップだと、あわが非常にきめ細かく立ち上がり、泡で包まれて口に入るので、香りの良さがひきたつのだ。
泡立ちだけなら、ビールよりも発泡酒のほうがきめ細かい。ビールで飲むのももちろん旨いのだが、より旨く飲むことができる、発泡酒のためにあるような酒器である。
特に、ホップなどの香りに特化したタイプは、ビール以上に素晴らしく香りが立ち上る。
この素焼きカップは、外で焼き肉をする際には手放せない逸品である。
それに、言っては何だが、タダなので惜しくないし…。備前焼は外に持ち出す気になれないけど、これはガンガン持って行ける。使ってこその酒器である。
ちなみにソーダを入れると、必要以上に発泡してしまい泡が消え去るので、炭酸系の飲み物にするには向かない。ジントニックやモスコミュールなどといったものは、ちょっと気が抜けた味になってしまう。
このカップは、屋外で愛用の一品。たまに忘れるけど…。

先輩の作陶展へ伺った際、ちょうど持ちやすい(落としづらい)形状のカップがあり、しかも中は釉薬を塗っていない素焼きの物があった。「いいよー、持ってって」ということでありがたくちょうだい仕った次第。
これは、やはり泡立ちがいい。
たとえば、発泡酒だと独特の酸っぱさのようなものを先に感じてしまうのだが、この素焼きカップだと、あわが非常にきめ細かく立ち上がり、泡で包まれて口に入るので、香りの良さがひきたつのだ。
泡立ちだけなら、ビールよりも発泡酒のほうがきめ細かい。ビールで飲むのももちろん旨いのだが、より旨く飲むことができる、発泡酒のためにあるような酒器である。
特に、ホップなどの香りに特化したタイプは、ビール以上に素晴らしく香りが立ち上る。
この素焼きカップは、外で焼き肉をする際には手放せない逸品である。
それに、言っては何だが、タダなので惜しくないし…。備前焼は外に持ち出す気になれないけど、これはガンガン持って行ける。使ってこその酒器である。
ちなみにソーダを入れると、必要以上に発泡してしまい泡が消え去るので、炭酸系の飲み物にするには向かない。ジントニックやモスコミュールなどといったものは、ちょっと気が抜けた味になってしまう。