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2012年03月19日

定山渓ホテル、クリスマスにて

12月の平日に、定山渓温泉で1泊¥5,000で泊まれるという格安プランがあったので、行ってみた。
老舗だという定山渓ホテル

月曜日のクリスマス。さっさと入館してじわーっと温泉に入ってごろごろするに限る。
ここの温泉の広さはすごい。脱衣場に掛けてある写真では、昭和30年代には建屋ができていたらしい。
そして当時からすると画期的な大空間の大浴場は、混浴だったようだ。
なるほどなあ、終戦から10年ほどでは、ホテル形式とはいえ、まだまだ湯治とはそういったスタイルだったのだろう。今ではそんなのはもう、潘渓温泉にしかない。

温泉は文句なし。川っぷちの源泉から引いている老舗だ。浴場から川が見えるのも、古くからある定山渓らしくていい。
しかし、途中で通らなければならない1階ロビーがとても冷える。僕は道後温泉のような、冬でも玄関開けっ放しで冷え冷えとしているような環境は嫌なので、そのことだけで、もう何度も温泉に入ろうとは思えなくなった。北海道人は、真冬にパジャマでアイスクリームを食べられるような暖かさがないと嫌なのである。

価格は部屋の新しさに反映されるようで、用意された部屋は古い。しかし万事ゆとりの間取りで広々としているし、廊下も通常の3倍はある。これは何かあっても避難はスムーズ。

食事はビュッフェ。大きすぎない規模の温泉ホテルは食堂会場の大きさもほどほどなので、食べ物を取りに行くのがそう遠くなくていい。
刺し身ネタは新鮮な物で、とても良かった。
飲み放題がセルフで+¥880!生ビールが1杯¥500なんだから、そりゃあ付けるでしょう。酒類は一通り揃っていて、7,8割ほどの人の入りだったがそれほど混雑せず、十二分に飲めた。

コストパフォーマンス最高。泉質にもこだわる方にはおすすめのプラン。

さて 当日はクリスマスということで、ゴスペル唱歌隊が食事時間に歌っていた。

定山渓ホテル、クリスマスにて

うーん。
あれって、合衆国のアフリカ系だけの文化なんじゃないの?大多数がキリスト教徒ではない日本人が、黒人のように神を讃える理由はなんなのだろう?世界中で、あんな歌い方する国は他にないんじゃないのかな。
さらにいえば、奴隷にしておいて押しつけた宗教という、ねじれた成立がある訳でしょう。うーん。

爆撃に出るパイロット達をも斉しく赦されるという神を讃える人々を、縁もゆかりもない温泉地で飽食にふける大罪を犯しながら、違和感をもって「早く終わらないかなあ」と眺めていたのである。



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Posted by 伊達直人 at 04:33│Comments(0)旅行
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